こんにちは!胚培養士のOです☺



突然ですが
「アシステッドハッチング」という言葉は聞いたことがありますか?

  

日本語では孵化補助といい、
胚盤胞が透明帯と呼ばれる殻から脱出するのを助ける操作のことです





通常、胚盤胞は成長の過程で孵化します


胚の成長の様子(前核期→孵化胚盤胞)

 




しかし、受精卵は凍結融解によって透明帯が硬くなります
また、透明帯が通常より厚い場合や硬い場合
胚盤胞は透明帯を破れず孵化できなくなる可能性があります


そのため当院では、基本的に全ての移植する胚にアシステッドハッチングを行い、孵化へのサポートを行います

(保険診療の場合は初回の治療結果により実施します)



では、アシステッドハッチングは実際どのようにして行われているのでしょうか

ご紹介します🐣



当院ではレーザー法を採用しています

レーザー法は、非常に安全性が高く、簡便で迅速に行うことができます

レーザーは透明帯だけに照射するため胚に悪影響を与えることはありません!


画面を見ながらマウスでレーザーを照射する位置に緑の円を合わせます

 


フットスイッチでレーザーを照射します

 


 


緑の円の範囲にレーザーが照射されています!

融解した直後の胚盤胞は収縮し、透明帯と細胞の間にすきまができます

この状態ではレーザーを当てても細胞を傷つける恐れがないため透明帯に大きな穴を開けることができます

 





アシステッドハッチングを行った胚はその後どうなるのかというと・・・


 


融解後に収縮していた胚盤胞が回復し、開けておいた透明帯の穴から出てきました


分割期胚移植の場合、受精卵は細胞同士が接着していない状態です

そのため透明帯に大きな穴を開けると細胞が飛び出してしまう可能性があります

そこで分割期の受精卵は透明帯を薄くすることで孵化を補助します



PGT(着床前診断)を行う場合は胚盤胞の一部を採取します。透明帯に小さな穴を開けておくことで、採取する細胞のみが透明帯の外に出るようにします

 




このように私たちはレーザーを使い分けて、アシステッドハッチングを行っています




今回は以上になります❕❕


胚培養について、もっと知りたいと思うことがありましたら
どんなことでも培養室スタッフにお尋ねください🥰!


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