協奏曲 | long island sound

協奏曲

午前5時の、漫画喫茶店からの帰り道。明日7時起床の予定になっていることを思い出し、溜息をついた。すると生暖かい息が冷たい空気と混じり、仄白い蒸気が目の前にぼんやりと浮遊して消え去る。一瞬寒いところに行きたくなってしまった。その上なく寒い、凍りついた場所へ。大き過ぎるコートのポケットに手を突っ込み、ウィリアムズバーグ・ブリッジの上から朝日に向かって、イースト・リバーを見渡したい。