習慣
今日もジョギングしてきた。もっと走れるようになったけどまだまだ昔程できない。でも、5年前から何度も何度も同じように走って、そしてその間時に懐かしい曲を聴いていて、色んなことを思い出した。
初めてジョギングしたことを今でも憶えている。何故か友達と一緒にトラックに行って、4周、つまり1マイルに挑んでみた。一度も運動したことのないあの頃の俺の身体はぶよぶよで、更にトラックに出かける前に何杯もシリアルを食べてきたので、1,2周位走ったらお腹が痙攣して止めた。あの時、翌日もトラックに来ることにした。友達が自転車に乗っていたから、帰り道も走らなければならなくてしんどかったけど、それでも走るのが好きになった。
あの時から5年間に渡って、しばしばジョギングし続けていた。高校2年生の頃トラックや別荘の近所の林道でやっていたが、3年生になって毎朝走って通学することにした。レスリング部に入ってその上に夜にもトラックに出かけたが、その後すぐに部活を止めたに従って余り走らなくなった。高4の冬又やってみたが、夜中に走るのが好きだったんで、お母さんが起きていたら外に出かけさせてくれなくて、ばらばらだった。入学してもどんどん忙しくなってしまったし、長い間やっていなかったし、一週間毎晩連続してジョギングに出かけた時があったけど、それでも殆どやらなかった。
でも今新しい街に来た。色んなところは似ているけど、第一俺は前と違う。
東京って、意外と緑が多いね。大都会と言ってもニューヨークより遥かに多い。並木、庭、公園、丁寧に手入れされている柴や植木に溢れている住宅地、それは何年間走っていたニューヨークに余り見なかった。目白の付近を走っていると、角に至ると左右に曲がるかどうか、そこで無闇に決める。そして疲れてきたら、大通りに出て、バス停に載っている地図を見て帰り道を走っていく。それで色んな所を見ることができる。
でも問題は、帰ってから全然眠くない。5年前からそれだけには変わりがない。足が重く感じて、横になっても居心地が悪くて、落ち着けないまま夜を更けるのが、俺の最も固められてきたジョギング習慣。