実践にでる | long island sound

実践にでる

書きたいこと、今日の出来事が一杯あって、何が大切で書かなくてはいけないか、そしてどこから述べればいいか、分からなくなってしまった。「始めから始めて、そして結末に至ると止めるのだ」と父親は指で線をなぞりながらよく言った。


じゃあ、始めと言えば、5時半頃起きたということかな。昨夜いつもと大体同じ時間寝たのに、今朝非常に早く目が覚めた。やることもなければ特にベッドから上がりたい気持もなかったけど、いつまでもホストファミリーが眠っている間に、静かな家を当てもなく徘徊することも嫌だった。ノートを置いて、自転車にまたがって駅までゆっくりと行った。


昨日成績表をもらった。宿題は退屈で殆どやらないけど、クイズは一つ残らず満点だし、クラス・パーティシペーションには文句を言う余分はないし、90%以上をもらった。クラス中早くできる宿題だけを出している、家で何も予習もしていないことから見れば、結構いい成績だ。これでは自分の勉強を進める時間が多くなった。でも気になったのは、成績表の面に書いた先生のコメントだった。「自分からもっとどんどん話してもいいと思います。」でもUMASSに入った時、授業で遠慮なく喋ろうとしたが、その為クラスの時間を多く費やしてクラスメートに嫌われていた。あの時から遥かに上手になってきた、今の俺がもっとどんどん話したらどうなるか分かるかい、先生?あ?今日試してみた。悪意はなかったけど、偶々今日の授業では多くの興味深いところがあったので色々質問したり、意見を述べたりした。他の生徒は俺と先生との間の対話が全然理解できなくて、その対話が終わると教室の中に沈黙が長く蒸し暑い空気を漂った。時計の針が動いている音が耳に触れて、やっぱり授業で黙らせていただきます、と俺は髪を手で整えながら思った。でも放課後先生と一緒に昨日出した作文について長く話し合った。


今日は滋賀県立大学の訪問だった。JCMUから滋賀大まではそれほど遠くはないので、自転車で行く予定だった。でもそのアクティビティーは結構人気があって、一人か二人を除いて生徒は皆行くことにした。外国人50人ばかり、強い太陽に眩しく照らされているヘルメットを被りながら、大群れで滋賀大の門まで自転車で行った。俺はなるべき一緒に思われないように―外見だけでも無理かもしれないけど、少なくとも自転車は違って、ヘルメットは被らない―その群れと俺の間に距離を置いた。


滋賀大に着いてから、そこの先生か誰かに歓迎してもらった。その人は日本語で喋って、4段の生徒、俺の同級生がJCMUの先生に通訳を頼まれた。でも見事に失敗した。多くの人の前に慌てていて、言葉が掌に落ちてくるかのように手を空中で細かく動かしていた彼は、いかにも可哀相に見えたので助けようと思ったが、やっぱり止めた。完璧な通訳が欲しかったら、JCMUの先生が俺に頼んだ筈だ。


グループに分けられて、学生にツアーしてもらった。俺のグループの担当をしたナツキさんといろいろ話をして、食堂で食べてから、友だちのグループも連れて行ってボーリングをしに行くことになった。


俺は皆の中から最低のスコア、最初のゲームで61点を取って、最後のもそのぐらいだった。


1、2時間が経って、滋賀大に戻った。新しく作った同年代の友だちと一緒に写真を撮ってもらった。解散する前にもうちょっと話して、大学の講義に参加できるか訊いてみた。先生に訊いてみるけど、多分大丈夫だと言ってもらって、明日ナツキが勧めてくれた経済の講義に出ることにした。朝に行われるのでJCMUの授業をサボらなければならないけど、明日の講義が気に入るならナツキたちと一緒に2時後の講義に行くこともできる。最近毎日話したりして、そして帰ってはテレビをよく観るので、日本に来て聞き取りが更に上がったので、大学に行ってどこまで出来るかを試すのを楽しみにしている。


JCMUに戻って、明日欠席することを先生に知らせて帰った。


この頃ホストファミリーと充分うまく行っていたと思ったが、カズミさんが今日俺と色々話をした。俺は結構我慢強くて、そして繊細なところを気にしない人だけど、いつも迷惑を掛けないようにしていた。でもそれはカズミさんを余計に気を使わせてしまったみたい。帰って、ツトムさんと少し話していた間に夕飯が運ばれてきて、それを済ませてからしばらくすると、カズミさんが俺に話しかけた。誰もあまり気を使わなくてもいいようになる為に俺に自由に好み、嫌いなこと、こどわり等を言って欲しいって。多分週末ずっと部屋に籠もって、ちょっと心配になったかもしれない。でもやっぱり色々余計に気を使ったり無理に我慢したりするので、カズミさんに賛成して、そして彼女に同じように、何でも思い切り言うように頼んだ。そして政治や文化について、結構面白い世間話をした。


ああ、疲れた。今日は素敵だった、そして雨が降るようでも明日も良い一日になるだろう。