観はしない! ぱーと・つー
昨日つい寝てしまったからブログも宿題も仕上げずにクラスに行った。そしてブログを書かなかったので二日の間の出来事が頭に混同している。覚えるだけ昨日起きてから今までの経緯を正確に書こうと頑張ります。
昨日クラスが始まったから、そして初めて尼子駅まで行って近鉄に乗る通学しなければいけなかったので6時起床。髪を整えたり歯を磨いたりするのが終わったら階段を下ってみるとまだ誰も起きていなかった。確か、昨夜の真夜中過ぎ頃、琉希の泣き声に起こされたことを覚えた。二人の両親が多分疲れているだろうと思った。だからこっそりと台所に行って、しばらくスプーンやボールを探ってからシリアルの朝飯にした。ボール等を洗ってシンクに置いて、簡潔なノートを書いて出かけた。
彦根駅でバスに乗り換える筈だったが、面倒臭そうだったからタクシーに乗った。
やっぱりクラスは易しかった。先生たちは大体ゆっくりとした口調で初級の教科書に出てくる単語を簡単な文にして、それを大仰な身振りしながらクラスに語る。しかしクラスメートは殆ど意味が聞き取れなくて、先生が学生の不安そうな表情に応じてペースを退屈なほどに遅くする。なるべく口をきかないようにする。聞かれたら質問に答えるけど、それ以外クラスメートの邪魔にならないよううに。唯気が向くと、先生と何かについて対談するけど、それぐらいだ。
自転車の鍵を忘れたかと思って、JCMUから彦根市まで歩いていった。でも昨夜、鍵はデジカメのケースのポケットに置いておいたと不意思い出した。俺、大変ボケだからね。
尼子駅に着いて、帰り道の最後を自転車で走っていた間に、今日特に何も面白いことはなかったとブログに書いて済もうと思った。そう思いながら、家に戻って、カズミさんのお姉さんに会ってその方の二人の若い娘と遊んで-久しぶりに女の子と遊んで結構いい気晴らしとなった-カレーライスの夕飯を食べてから部屋で寛いだ。その日はそのまま終わると思った。
でも少しするとツトムさんが部屋にやってきて、入ってからちょっと話があったと言った。
「あのな・・あれやな、お風呂、使いとる?」
「はい、勿論」
「あ、ほんま?じゃ、そりゃええで」
「何でですか?」
「あ、いや、ただ風呂場を出てから誰も使えへんかったみたいだったから」
「そうですか。でもちゃんと使っています。」
「ほんま?シャワーだけ使っとっても全然ええで」
「いいえ、お風呂は毎日入っています」
「よし、じゃ。そんで・・・」と言いながらツトムさんが点いていたテレビのほうに歩く。
「ああ、テレビありがとうございます。よく観ています。」
「あ、ほんま?」ツトムさんの口癖である。「DVDも仰山あるから適当に観な。」
「はい、ありがとうございます。」
「そんで・・・」ツトムさんが目をテレビの側に置いてある折箱にする。俺はその視線を自分の目で辿って、やっとエロ・ビデオを包んだ折箱に着くとしばらく二人とも何も言わずに、沈黙が長く続いていた。
「ま、言わないことを言わんとき」と言って、ツトムさんが部屋のドアまで歩くと、少しの間をあけて、ドアに振り向いて予想通り言い始めた。
「あの、ブライアン、そこにエロ・ビデオはあるけど適当に観な」
多分そう言うかなと思っても、あまりいきなりだったから言葉が出てこなくて、ツトムさんが話し続けた。
「ティッシュもベッドの側にあるで」
「ちょっと待ってよ」と笑いながら俺が言った。「俺は観ないことにすると思うよ。遠慮します。」
「いやいや、気にしたらあかんで」
「だって、この部屋の物はツトムさんが前に使った物だろう?そうだとすればあれも・・・」
「ああ、うん、でも別にええで。好きに観な」
否定しようとしたが同じことが何回も繰り返して、やっとあきらめてほかのことについて話した。ツトムさんが俺の勉強の本、難しいと叫びながら見ていて、関西弁入門のテキストを見ると凄く面白く思った。そして勉強についてしばらく話をした。
「あのな、ブライアン、エロ・ビデオのことやけど」笑いながら答えようとしたが止めて、彼の話の続きを待った。
「あのな、外国のビデオはあるやな。そんで、ごっついおもろそうやけど言ってること全然わかんないねん。だから、なんか、通訳してくれるかなと思って」
ま、このホストファミリーは大体そういう感じだ。話してから一緒に買い物や虫取りに行った。運転しながらツトムさんに色々質問をされた。
「あのな、ブライアン、あれやな、何だった、プッシー?」
「プッシー?」
「ああ、あれやな、女の、なあ」
「ああ、はいはい、分かった。」
「英語で言ってみ」