めんそーれー
あてぃねらん願いや
夜に渡海星ないさ
かぬしゃまぬ笛ぬ音
満天ぬ星よ
さんざめく天河
星晴りてぃ流り船
かぬしゃまぬ笛む音
満天ぬ星よ
天響む星々や島照らし
かながなとぅ美ら節や里照らし
我ん心ぬ底や満天ぬ星よ
島横なてぃ天河
はいはてぃてぃ流り船
ぬくぬくとぅ思いや
満天ぬ星よ
天響む星々や島照らし
かながなとぅ美ら節や里照らし
我ん心ぬ底や満天ぬ星よ 満天ぬ星よ
沖縄に一度行ってみたい。夏川りみという沖縄出身の歌手の素敵な歌を聴く度はいつもそう思う。夏川りみの朗らか声をきっかけとして沖縄、そして沖縄の言葉に興味深く考え始めた。そこで大自然に飛び込んで、体と心を鍛えたい。武道は苦手な僕がいつももっと強くなりたいと思っても、時間も指導もなくて機会もない。しかし沖縄に行って、広々と軽快な波、潮風に揺らいでいるヤシを見晴らす道場で、汗まみれのままで体を健やかにする。特にこの頃見たいに運動は全然できなくて、高校時代のように元気はなくなった。
そして武道を巡る空想はともかく、一番沖縄が気になる理由とは琉球語はすごくきれいに響くから、習えるものなら聴いて理解できるようになりたい。何となく僕の耳には中国語のように聞こえる―中国語を勉強したことはないけど。でもそう思って、習おうと思った中国語に改めて興味が深まった。中国語での曲は、もし歌詞が少しでも分かるとすれば、すごく好きになる筈だ。確かに琉球語は中国語のように通用されている言語であるわけじゃあるまいし、習う機会もあまりなければ価値もないんだけど、習う気は随分ある。
しかし沖縄ときたら、米軍の基地もあるし、外国人が多すぎるあまり、僕が好きな自然な風景はどんどん滅びているそうだ。琉球語も少しずつなくなっているし、このままじゃ僕の空想上の沖縄はもうすぐこの世から消えてしまう。日本とアメリカの観光者の催し物になっているとあって、その地方の文化は消えてしまう。僕の若い頃、こんなことにはまあ別に問題がないと思って、どうせ様々な言語がなくなるに伴って国際的にコミュニケーションも少しずつ簡単になるので、何も違和感もない筈だったが、いつの間にか言語学者の心を持ち始めた今の僕はその言語が廃れてしまうのをいかにも嫌がる。
琉球語ばかりか、この頃彦根での留学の準備として関西弁を勉強しているし、つい面倒臭いと思った日本の様々な方言をつい面白く思い始めた。関西弁、東北弁、その他は幾つかもあって、時間さえあれば日本全土の言葉を習いたい。方言ばかりでなく、世界中の言葉を知りたい。勿論世界中、数え切れないほどもある言語を全て習えるわけはないんだが、習えるだけマスターしたい。しかしそれは、その言語の存在次第だ。若者として思ったこととの一変をして、突然言語は沢山存在すればするほどよく思うようになった。