僕たちの行方
そろそろ学期末だ。日本語能力試験の模擬試験を受けるまでは9日しか残ってない。そして期末プロジェクト等を仕上げてから、一週間ぐらいNYに帰って、その後は日本に行く。僕がこの国に居る最後の三週間になる。そしてそれ以降再びアメリカ帰るかどうかさえも僕ながらも分からない。積極的な性格で、その上は未来について考えるのが結構好きだから、いつも10年間後の計画に没頭した。しかし最近、子どもの頃以来初めて、僕の人生は一体どこに向かっているか分からない。
日本語を勉強し始めた時から、最初から英語を教えるつもりだった。しかしそれは日本語メジャーの通り一遍の就職で、それに日本語も必要としていない。同僚の志望を聴くに伴って、少しずつ英語を教える気が薄まった。何と言っても教えるということ、そしてそれより英語という言語があまり好きじゃない。嫌いでもないけど、一生その分野に勤める気にはとてもならない。そう思って、上智大学でやりがいのある学科を勉強しようと決心した。その決心と共に、何故日本語を勉強しているかと、改めて反省した。
殊に何で日本に決めて、そして僕の一生をその一国の国境に限ることにしたかと、この頃分からなくなってしまった。最近中国、朝鮮、タイにも興味を持ち始めた。そして高校で習ったフランス語を鍛えたいと強く感じる。確かに日本に住みたい気持はまだ山々だが、早婚と退屈な日々を志していた高校時代の僕とは違って、職場に励んで、立派な立場まで上昇したい。人生の基本の希望はまだ幸せな結婚と子どもと、尊敬に値する職と、その2つを平行に追い求めたい。
そう思って、日本に行く。生まれてから約18年間を通して、この国で育ててきた。後悔は殆どない。しかし功業もない。これから創る―日本では幕は上がる。僕はどんな人になるか、誰とどこへ歩むか、最後に辿りつく場所は誰もわからない。
だから、だからこそ面白いのだよ。