パンドラの箱 | long island sound

パンドラの箱

徹夜していた最中休憩として前に受けた日本語能力試験1級の用紙に目を通して、何か気付いた。実と言えば、今の程度じゃ合格できない。読解や聴解ならば何となくできるけど、冬休みから戻ってから極力努めたのに文字、語彙、文法の部分はまだ全然駄目だ。1級の試験の為に勉強する前は2級に出てくる基礎の漢字や文法を勉強したが、結局時間を掛けすぎて、模擬試験の一ヶ月前に結構やばいことになってる。これからは勉強時間を倍加して、非常に頑張ればいけない。

 

そう思って、食堂に行って、パンドラの箱を開けてしまった。

 

皆様、パンドラの箱の伝説ご存知でしょうか。さすがギリシアの神話のように、神々のいたずら、人間の愚劣、道徳教育も有る物語だ。パンドラの箱の物語に、火を神達から盗んだ人間への復讐として、オリンポスの神々はパンドラという美人を作り出し、エピメティアスという善人の妻になるように天下に行かせた。神の陰謀を知らず、魅力的なパンドラが婦人との幸福な日々を送っていた。あの頃、人は悪も痛みもなかった世に住んでいて、その二人は毎日楽園での日々を楽しんでいた。或る日、人間に見せかけた神がオリンポス山から降りて、大きな箱を苦労して運んでいた。苦しんでいたところを見たエピメティアスがその神を家で泊まらせてあげた。その間、神が分厚い箱をエピメティアスに託し、早速寝た。箱の中身を知りたがったパンドラが何度もエピメティアスに開けてみようと頼んだが、行儀良いエピメティアスが断った。でも好奇心強いパンドラが、エピメティアスがいなかった間にこっそりと箱を開けてしまった。すると、オリンポスの神達に詰められた病や悲嘆や罪悪、全ての悪がその楽園に放り出した。痛みや怒りを感じたことのないパンドラとエピメティアスがつい大喧嘩で巻き込まれ、エピメティアスがその愚かな妻に激しく怒鳴った。しかし、ちょうどその時、開きっぱなしの箱から微かな声が聞こえた。その箱に残っていたのは、人間を助ける究極の力を持った精霊、希望だった。

 

どんなに辛くても生きている限りこの世には希望が在る。そう思って、危険でも自分のパンドラの箱を開けてみた。再びコーヒーを味わった。