優勝
どうやら再び夜更け勉強することになってしまった。地下で独りぼっち単語一覧表を何度も書き写していた。その単語一覧表に出てくる言葉は、包含する漢字に従って順行して、音読みや訓読みを覚えさせるように作ったものだ。左の側には振り仮名が付いている漢字で、右側にはその単語の英語での定義が書かれている。最初は紙全部を見て読んで、左の文字を書き写すんだ。そのページの漢字を書いてからは、日本語と英語の部分が反対側に有るように紙を折って、日本語だけを見て、書き写しながら英語の定義を覚えようとする。最後には、英語の部分だけを見ながらその定義に該当する漢字を書く。何年間に渡った日本語の学習から、この勉強の仕方はあまりにも有効で、今にもニューヨーク、LI、マサチューセッツの部屋の引出には、数え切れない程の紙が詰まっている。毎日地下のラウンジの捨て箱に、両側空間もなく漢字が書かれている5、6枚の折られた紙屑を入れる―勿論、書きものも折らなければ前に書いた漢字を見てしまうから、暗記させるように一日に限りなく紙を折る。偶に漢字より折り紙の折り方のほうが上達している気がする。
日本での留学前に、日本語能力試験の漢字問題対策の受験参考書を勉強し終えたい。それは別に日本の生活の準備じゃなくて、唯その勉強には紙等の材料が沢山必要で、地下のラウンジみたいに折られた紙を点々散らかすのは人の迷惑になると思う。さっきも客が僕のラウンジまでいらして、机上で溜まった紙屑を齷齪片付けた。その客が、ラウンジの長いテーブルの向こう側に座っていて、僕達がしばらくそのまま勉強していた。
読者の貴方達にはもう既に御存知かも知れませんけれども、僕は虚栄心の強い学者です。僕にとっては、目じりのしわとは学生に寄贈する最高の勲章だ。年寄りの賢人によれば知恵とは気取らずに謙遜に扱うものかもしれないが、僕にとっては、知識のように苦労して得るものとは、アドバタイズすべきだ。せっかく得る為に頑張ったから、少なくとも自慢話ができなかったらもったいないじゃないか。我ながら情けなく思うことは多いが、こんな見っともないことも刺激になるから取り合えずお許しを。(このブログにも、普通使われていない漢字も沢山書くので、読者達にも御注意。)
自分の学術を自慢するからこそ、日本語学部のトップになる事よりも、僕は同じ部屋で勉強する人を具体的に挑戦者として思うきらいがある。この二人の中では、一体誰が勝るか?!誰の方が集中して、誰の方が長く勉強するか?!って感じ。そういう風に席で踏ん張ってできるだけ横目をせず勉強に励む。
今日かなりやれる相手が僕の目に入った。真夜中に勉強を始めたのに、冷静に教科書に向かって頑張っていた。二時間も過ぎた頃、僕の頭も手首も痛くて、人がいなければ休憩、または居眠りした筈だった。しかし、負けず嫌い性格の上にがり勉だし、書き写しの練習を続けた。iPodの電池が切れたことを気にせず、鼻を通した呼吸の軽快な音楽を聴いていた。何と言っても席から動くわけには行かないと思った。やがて3時頃、客が席から立って、微笑んでバイバイと言って帰った。ドアが閉まって、胸をそらして絶叫した。僕の勝ちだった!イェイ!
しかし思い直したら、客演を問わず、やる事が有ったので勉強した。更に、あの客が帰ってからまだ勉強し続けて、今三時間後でもまだ終わっていない。っていうか、勝負じゃあるまいし、唯二人でしばらく勉強していた事に過ぎなかった。
でもやっぱり、そんな風に考えるのはつまんないな― 僕の勝利だったし。
日本での留学前に、日本語能力試験の漢字問題対策の受験参考書を勉強し終えたい。それは別に日本の生活の準備じゃなくて、唯その勉強には紙等の材料が沢山必要で、地下のラウンジみたいに折られた紙を点々散らかすのは人の迷惑になると思う。さっきも客が僕のラウンジまでいらして、机上で溜まった紙屑を齷齪片付けた。その客が、ラウンジの長いテーブルの向こう側に座っていて、僕達がしばらくそのまま勉強していた。
読者の貴方達にはもう既に御存知かも知れませんけれども、僕は虚栄心の強い学者です。僕にとっては、目じりのしわとは学生に寄贈する最高の勲章だ。年寄りの賢人によれば知恵とは気取らずに謙遜に扱うものかもしれないが、僕にとっては、知識のように苦労して得るものとは、アドバタイズすべきだ。せっかく得る為に頑張ったから、少なくとも自慢話ができなかったらもったいないじゃないか。我ながら情けなく思うことは多いが、こんな見っともないことも刺激になるから取り合えずお許しを。(このブログにも、普通使われていない漢字も沢山書くので、読者達にも御注意。)
自分の学術を自慢するからこそ、日本語学部のトップになる事よりも、僕は同じ部屋で勉強する人を具体的に挑戦者として思うきらいがある。この二人の中では、一体誰が勝るか?!誰の方が集中して、誰の方が長く勉強するか?!って感じ。そういう風に席で踏ん張ってできるだけ横目をせず勉強に励む。
今日かなりやれる相手が僕の目に入った。真夜中に勉強を始めたのに、冷静に教科書に向かって頑張っていた。二時間も過ぎた頃、僕の頭も手首も痛くて、人がいなければ休憩、または居眠りした筈だった。しかし、負けず嫌い性格の上にがり勉だし、書き写しの練習を続けた。iPodの電池が切れたことを気にせず、鼻を通した呼吸の軽快な音楽を聴いていた。何と言っても席から動くわけには行かないと思った。やがて3時頃、客が席から立って、微笑んでバイバイと言って帰った。ドアが閉まって、胸をそらして絶叫した。僕の勝ちだった!イェイ!
しかし思い直したら、客演を問わず、やる事が有ったので勉強した。更に、あの客が帰ってからまだ勉強し続けて、今三時間後でもまだ終わっていない。っていうか、勝負じゃあるまいし、唯二人でしばらく勉強していた事に過ぎなかった。
でもやっぱり、そんな風に考えるのはつまんないな― 僕の勝利だったし。