このブログの内容は、あくまで私の体験です。主人と二人でたくさん悩み、考えたうえでの行動なので、いかなる誹謗中傷も受け付けません。ご了承いただける方のみ読み進めてください。






羊水検査、G-band法の結果が出る前日。
夫婦で今までたくさんたくさん悩んできた。
たくさん悩んで、たくさん考えた。
もう、お腹の子を信じる。どんな結果でも、まずしっかり受け止める。



私たち夫婦の元に来てくれてありがとう。
羊水検査を受けた時は、針が入ってきて怖かったよね。赤ちゃんが一番頑張ったよね。
たくさんの幸せをありがとう。
たくさんたくさん、愛させてくれてありがとう。


どうか、これからもよろしくねって、言えますように。


これが、私たち夫婦の素直な気持ちでした。











当日の朝、結果はもう出ているとの事。
病院に向かいます。
最後の最後まで、緊張と恐怖は止まりませんでしたが。
待合で呼ばれるまでは、2人とも冷や汗と震えが止まりませんでした。
でも、その反面、心のどこかで、腹を括っていました。聞ける覚悟ができていました。













予防「(私)さんどうぞ」











診察室に入ります。










予防「こんにちは。」









先生…表情柔らかい。











予防「今まで大変な思いをされてきましたね。すごい確率をひいたなと思いましたよね。結果、陰性でしたよ。良かったですね。」










!!
はぁ〜〜〜〜〜
主人とお互いの顔を見合わせ、全身の力が抜けるような感覚。







2人とも、人生で一番大きな安堵のため息だったのではないでしょうか。







「陰性…陰性でしたか…良かった…」










予防「心配されていた、トリソミーモザイクも、採取した細胞の全てに13トリソミーは検出されませんでしたので、心配する必要はないのかと思います。」











予防「どんな検査も、100%絶対大丈夫、と言い切れるものはありませんし、ではなぜNIPTで陽性が出たのかと疑問が生じると思いますが、それは、私たちも、培養した方も、突き止める事はできません。」










予防「今言えることは、安心して大丈夫と考えていい事。トリソミーの細胞が無かったということ。それだけです。これからは、穏やかにお過ごしください。本当に…良かったです。」








お腹の赤ちゃんの、染色体が載っている紙を頂きました。







13番の染色体は、2本でした。




















ん?






XとYの染色体も載ってる。






予防「…染色体の検査の結果ですからね。ここ見てもらえたら…分かっちゃいますね。ふふふ」






ここで初めてお医者様が笑いました。
あぁ、こっちがお医者様の本当の性格というか、素顔なんだろうなあと。
とても柔らかく笑う方でした。
今まで真剣に取り組んで頂き、難しい症例もきっちりこなして下さり、お医者様には本当に頭が上がりません。






最後にエコーで赤ちゃんの様子を確認しました。
良かったね、元気だね、動いてるね。
丁寧に診てもらい、エコー写真も頂きました。







予防「あくまで染色体の検査でしたので、これから他の何かが起こる可能性は、他の妊婦さんと同じで、あります。ですが、今回は本当に良かった。」











お医者様に何度も何度もお礼を言って、頭を下げ、病院を後にしました。












「良かった…陰性だった…良かったぁ…」











病院を出てすぐ、グスっと鼻を鳴らし、主人は涙を流していました。
リスクは把握し、覚悟しつつも、私たち夫婦にのしかかったものは本当に重かった。
主人は、重い宣告を受け、私を支え、本当に抱えるものばかりだったと思います。
ここで一気に解放されたようでした。
感謝でいっぱいです。










NIPTを10wで受け、羊水検査の結果が出る18wまで約2ヶ月間。
本当に本当に辛く、苦しい期間でした。
母体のストレスや不安で、赤ちゃんも苦しかったかな。
赤ちゃんには本当に申し訳ないし、羊水検査を乗り越えてくれて本当に良かった。
頑張ってくれて、ありがとう。










帰りの車で、たくさんお腹の赤ちゃんに話しかけました。
ごめんね。大変な思いさせたね。頑張ってくれてありがとうね。お腹の中にいる時から親孝行してくれたね。ありがとうね。










ここまでがNIPTから、羊水検査結果報告までの過程でした。
次回は、産院での中期スクリーニング、
親への報告、赤ちゃんが夢に出てきてくれた時のお話を書いていきます。


今回もお読み頂きありがとうございました。