このブログの内容は、あくまで私の体験です。主人と二人でたくさん悩み、考えたうえでの行動なので、いかなる誹謗中傷も受け付けません。ご了承いただける方のみ読み進めてください。
※今回は、羊水検査の内容や、痛みについての記載があります。読んでいてちょっと痛いかもです。
苦手な方は読むのをお控えください。
自分の気持ちを大切にしてくださいね。
羊水検査の説明を受け、院内着に着替え、夫と別れた所です。
「では(私)さん、検査のお部屋に行きましょうか」
と、看護師さん。
以前NIPTで採血をした部屋と同じ所でした。
ガラッと入ると、
えっ、なんか思ったより人がたくさんいる
お医者様3名と、私を連れた看護師さん合わせて2名、計5名の方がおり、
てっきりいてもお医者様2人とかかな?エコーのお部屋で針刺す感じなのかな?と思っていた私は、この時点で既に内心滝汗をかいていました。
皆さん既に手術着を着ていました。
初対面のお医者様にご挨拶をし、(多分偉い立場の人だった)ベッドに横たわりました。
「では、まず再度、針を刺す位置を確認させてくださいね。」
横になる私の右から刺すか、左から刺すか…
この位置の、この角度から刺すか…いや、反対からの方がいいか…
エコーの位置変えたいな…一旦ベッドずらしてエコー反対側に置きましょうか…
体感時間は長かったですが、多分5分程、針を刺す位置、お医者様の配置等、シュミレーションしていました。
ボールペンのような、少しさきの尖った何かをお腹に当てていたのでチクチクと少し痛かったです。
想像していた雰囲気と違ったし、難しい症例と言われているし、お医者様もにこやかな感じではなくかなり真剣(当たり前か…)でしたので、私はかなり緊張していました。
事前に長い針を刺す検査と言われていたので、怖くてなるべくお腹の当たりを見ないようにしていました。
というかあまり見えませんでした。お腹も見えないし、エコーも私からは見えません。
ひたすら冷や汗をかきながら、天井の灯りを見つめることしかできませんでした。
お医者様同士で、「ここからの方がいいですかね…」
「先生の一番やりやすい方法でやった方がいい。」
と確認しあっている間に、どんどん呼吸が苦しくなってきて、
「あの…すみません…苦しくて…マスク少しずらしてもいいですか…」
マスク必須の病院でしたのでそう聞き、許可を貰いました。
なんなら外してもいいと言われ、少し落ち着きました。
妊娠中は特に、マスクしていると苦しくなるんですよね。
「よし、やはりこちらの位置でこの角度でいきます。」
「A先生、エコーの角度、この位置に変えて。」
「B先生、羊水の吸入よろしくお願いします。」
「(私)さん、これから始めていきますからね。」
「……はい」
「まずはお腹を消毒します。消毒液をかけるので、少し冷たいですよ」
服を捲りあげたお腹に、たくさんの消毒液をかけられました。
冷たい。
ヨード液?のような、茶色い消毒液でした。
いよいよ始まるのかと思うと、顔あたりが痺れて(多分酸欠)、緊張はMAXに。
お腹に、手術のドラマでよく見るような丸い穴の空いた布を被せられました。
「ではこれより羊水検査を開始します。よろしくお願いします。」
「「「「よろしくお願いします」」」」
うわー…こんな感じなのか…
やばい…怖…息苦しい…呼吸が荒くなる…
でも大きく吸ってお腹動いたら危ないだろうな…
どれぐらいかかるのか分からないけど、なるべく浅く呼吸をしよう…
そんなことをぐるぐる考えていました。
緊張して早まる呼吸と、じわっと滲み出る冷や汗の中、遂に羊水検査が始まりました。
「まずは表面麻酔しますからね」
ブス!ブス!とお臍の左と、下に2本麻酔を刺しました。
結構突然だったので痛!いってぇー!と思いつつ、そこは大丈夫…。
麻酔が効くまで少し待つかと思いましたがすぐに検査開始です。
検査を受けた部屋は薄暗く、私が横になっているベッドの上だけ灯りがついている状態でした。
そこからも、入念に針を刺す位置を探り、
(そこまで狭い所に刺さなきゃいけないんだ…胎盤の位置、本当に良くないんだな)
お医者様も大きく呼吸をしていました。緊張していたのだと思います。
担「ここから刺します」
B「はい!吸入用意できてます!」
ブスッ!と針の刺さる感覚。そのすぐ後に針に体重をかけられる感覚があり、ドスッ!と子宮に刺さるのが分かりました。
痛みで目をギュッと瞑りました。
ゔっ……痛い痛い痛い…苦し…息できない…
羊水検査の体験レポを読み漁っていた中で、重い生理痛のような感覚、と表現されている方がいましたが、今考えると確かに、と思います。
私の場合は、子宮に重い生理痛+皮膚と子宮に刺されている感覚(痛み)という感じでした。
看「(私)さーん!大丈夫ですかー!」
返事ができない。
かろうじてウンウン小さく頷くことしかできません。
目を開けていられません。
エコーも針も見えません。
大粒の汗が額を伝います。
お願い、どうか赤ちゃん、動かないで。じっとしていてね…
B「羊水抜けません!」
えっ!
B「A!エコーの角度調整!!」
A「はい!!」
担「一旦抜きます!」
え…え…大丈夫なの…
どうか上手くいって…
長くなるので続きます。