このブログの内容は、あくまで私の体験です。主人と二人でたくさん悩み、考えたうえでの行動なので、いかなる誹謗中傷も受け付けません。出生前診断やブログの内容に批判的な方はお戻りください。


医療従事者でなく、素人の体験なので、間違い等あるかもしれない事をご了承いただける方のみ、読み進めてください。

自分の気持ちを一番大切にしてくださいね。








いよいよ羊水検査を受ける前日。
何度も感じた思いですが、本当に怖くてたまりませんでした。
この期間は本当に恐怖や不安に支配されていました。




週数が進み、15wです。
お腹の赤ちゃんは、少しずつ成長しているだろうし、大きくなればきっと異常も見つかりやすくなる。
エコーでの所見なし、の診断はもう終わりかもしれない。
胎動もまだ分からないし、お腹の中で亡くなっている可能性もある。(13トリソミーではそのような事も多い様です。)
羊水検査がきっかけで破水や流産の可能性もある。
そんな事をグルグルと考えながら、ほぼ眠れないまま検査当日を迎えました。









朝早く起き、NIPT受診院へ向かいました。
主人とは、車内ではもうお腹の赤ちゃんの話しかしていませんでした。







今でもこんなに愛しているのに、無事に出産を迎えることができたら、この子の事をどれだけ愛してしまうんだろう。
そのくらい大切に思っている。だから…だからどうか無事に産まれてきてね。と。








この日は晴れ。前回NIPT受診院に来た時は土砂降りでしたが、晴れてくれたことで少し気持ちが安らぎました。
一種のジンクスのように感じていたのかもしれません。








案の定到着後も恐怖で車から降りられず、かなり時間をかけて受付に向かいました。


夫は、検査中、手握ってるから。不安だよね。一緒に頑張ろうと言ってくれていました。心強い。







予防「(私)さんこんにちは。今日は羊水検査ですね。まずは先生のいるお部屋までどうぞ。検査の説明をしますね!」
と、看護師さん。柔らかい表情が凄くありがたい…この方のお心遣いには、羊水検査中もすごく救われました。







「失礼します…」
NIPT陽性を伝えられた部屋です。
過緊張で手足はキンキン。先生の顔を見ると
表情が…硬い。リスクのある検査ですからね。

予防「こんにちは。本日は羊水検査ですね。今回の羊水検査では、お腹に針を指し、子宮に到達させて羊水を20ミリほど取ります。その後、検査機関に送って培養し、結果を聞きましょう。検査の前にエコーも確認しましょうか。」




他の院でも20ミリ取るのかは分かりませんが、私の場合はそうでした。
その他には、流産や破水のリスクが少なからずあることを伝えられました。
それは承知しています。よろしくお願いします、と伝え、



こちらからは、羊水検査で、モザイク型トリソミーの場合は検知されるのか等、詳しくお聞きすることもたくさんありました。
もし、羊水検査予定の方がいましたら、検査前に予め聞きたいことを夫婦ですり合わせ、リストアップしておくことをお勧めします。
エコーを診て貰うのも緊張でガチガチでした。










予防「心臓、動いてますね。お元気ですよ」




生きてる…良かった
少しだけ力が抜ける。




予防「やはりこう見ても…気になるところやこれといった異常は見当たりません…が、胎盤はやはりお腹側前面にベタリと張り付く形で形成されていますね。今回の検査は簡単にはいかないと思います。どこに針を刺すか考えさせてくださいね。」




胎盤の位置は、危惧していた通り形成箇所が前面であり、赤ちゃんに触れない尚且つ、胎盤にも触れない様注意して刺さないといけないとの事。
お医者様はかなり時間をかけて、どこからどの角度でどの深さで刺すのがベストかと、位置を探っていました。





私は難しい症例にあてはまっていたようでしたが、そうでない方は、スっと刺せるものなのでしょうか。
私には分かりかねますが、ベテランのお医者様が探るのに時間を要していたので、もう、信じてお任せする事しか出来ない私は、少しでも動かないよう静かに呼吸をする事しかできませんでした。










ひとまず診察室に戻り、同意書の記入。
羊水検査の説明を受けましたか。
リスクの把握はしていますか。
検査前にエコーを受けましたか。
項目にチェックをし、提出しました。







予防「では、検査着に着替えて、お部屋を移動しましょうか。
あっ、ご主人は待合の方でお待ちくださいね!」





手、握ってるから!と言ってくれていましたが、夫、検査の際は入室できず驚き
「あっ…僕は入れないんですね…分かりました…」
としょんぼりしている気がしましたが、今振り返ると、入ってもらわなくて良かったです。
というかあの雰囲気の中で居られなかったと思います笑
一人で受けるのは不安でしたが、ここまできたら腹を括らなくては!!と思い、




「大丈夫頑張ってくるから!待ってて!にっこり




そう伝え、検査室の前で別れました。





次回、羊水検査本番。
次回は痛みの表現など、あると思いますので自分の気持ちと相談して読み進めてくださいね。
不安にさせようとする意図はありませんが、心配な方は読むのを控えてくださいね。