越境ECの仕組み

越境ECとは、海外からEC通販サイトを通じて注文を獲得し、海外に販売を行うことで、売り上げを獲得できることです。

国境を越えるので、越境EC。文字としては読んで字のごとくの単純な内容ですが、実際に構築し、運営していくとなると話はそれほど単純ではありません。様々な要素があり、様々に解決すべき課題があります。

 

越境ECを運営する方法

1.自社でECサイトを作り、物流、海外向けプロモーション、決済システム、アフターサービスなどを自社で運営するとこで、自由にカスタマイズできるメリットがあります。その反面、コストもかなり高くなります。
2.有名なECモールに出店することです。しかし、販売手数料がかなり取られるため、利益が薄くなります。また、自由にカスタマイズができないのも悩みの一つになります。
 

中国向け越境ECについて

中国最大のインターネットショッピング・モールとして有名なのが、アリババグループの「T-mall(天猫)」です。アリババグループは2014年10月にニューヨーク証券取引所へ上場しました。T-mallは7万を超える店舗、会員数6,500万人、2017年時点で流通総額は約35兆4,200億円(推測)と、非常に大きい規模のECサイトとなっています。

中国国内法人向けECサイトが「天猫(T-MALL)」となり、海外法人向けのECサイトが「天猫国際(T-MALL GLOBAL」となっています。

同じアリババグループが運営するECサイトと言えば、「淘宝網(タオバオワン)」がその名を知られていますが、「淘宝網」がCtoCのECサイトであるのに対して、「天猫(T-MALL)はBtoC向けのECサイトとされています。

T-mallはもともとBtoCのタオバオ(淘宝網)の一部だったサイトを、2012年1月に「淘宝商城」から「天猫T-mall」に名称を変更し、ドメインを取得し、一新させたものです。

そして、T-mallでの企業出店においては、高い出店基準を設けることで、偽物や非正規品を排除し海外有名ブランドを積極的に出店しています。高品質、信頼、安心のブランド力を構築し、中国人の需要変化に対応したことで、国内最大規模のECへと成長しました。

消費者はT-mallに対して「本物」を求めています。そして、「本物」の日本製品への需要は高く、未だ国内販売のみで、海外進出していない日本製品には大きな商機があります。その一方で、中国国内での営業許可証などの法人アカウントの取得、そして保証金、年会費、販売金額に応じた手数料を支払う必要があります。厳しい条件の上にあるからこその高品質商品の取扱となりますが、出店においてはハードルが少し高めとなっています。

そこで、簡単に出店でき、費用も節約できる中国越境ECをおすすめします。