東日本大震災が起きて今日で25日が経ちました。
余震がまだまだ続き、
そのたびに25日前の恐怖を思いだします。
これは津波による大きな被害を受けた被災地の皆様にとっては、
気の狂う思いではないでしょうか。
1歩1歩前進している!というニュースをはるかに超える、
悲惨なニュースが連日報道され、些細な喜びと、
大きな悲劇を日に何度も被災地では繰り返されているのだと思います。
ただ立ち止り、被災者の気持ちを想像するだけでなく、
支援物資、義援金を提供させて頂くことの方がよっぽど重要であると私は考えます。
また弊社はこのような時期には適さないと言うか、
「不謹慎」と言われかねないお祭り関連の業種です。
岩手県内はもちろん、奥州市でも沢山のイベントが中止を決めております。
●『祭り、イベントの状況』(奥州市役所HPよりPDF)
http://www.city.oshu.iwate.jp/www/contents/1301445137447/files/schedule.pdf
そんな中、応援ムードに変えて色々なお祭り、
イベントを立ち上げようと活動されている方々もおります。
どちらがいいと言う訳ではありません。
批判を承知の上で、お祭り、イベントを開催するのは、
容易なことではありません。
被災された方々を無視しているのか!と、言われかねないわけですから…。
その点、中止が当然の結論かもしれませんね。
そんな中、弊社では毎年地元で行われております、
厄年のお祭りの衣装にて携わらせて頂いております。
地元はもちろん全国で活躍されている、
厄年の皆様(25、42歳)が一同地元に集まり、
地元を盛り上げるために1年間準備をして、
盛大に行われるはずでした。
こちらも例外なく中止となってしまいましたが、
日を改めて、形を変えて何とか発表出来たら…と、
仕事と被災地のボランティアの合間をぬって活動されている25歳のメンバーさんはおっしゃっておりました。
衣装を既に制作し、着て発表出来ないかもしれないもの売る責任に、
何とかしてあげられたら…と、胸が痛むというのが本音です。
どのような意見であっても、立場は業者となってしまうため、
ご理解いただけるのは難しいかと思います。
特に私は、25歳の皆様と携わって参りました。
皆様の今後納得されて出されるだろう結論に対して、
応援していきたいと思っております。
長々と失礼いたしました。