こんばんは、正義っ子です。

今回は前回の後輩さんの話に続いて、同期さんの過去の話を聞いたので送ろうと思います。もちろん本人に許可はもらってるぞ!

同期さんは地方の出身で、有力者の娘です。あたしじゃなくてこっちが本当のお嬢様。
彼女は将来、地元の市役所に就職して町おこしとかやりたかったみたいだけど、実際には都内の大学に進学して、そのまま就職してもう何年も帰ってません。
というのも同期さんは家から逃げるように上京してきてるんです。

同期さんの父親はかなり厳格な古い考えの人みたいで、ゲームなんかはもちろん、同性愛も否定してます。
昔は世間の理解も今以上になかったし、バイセクシャルの同期さんは性的指向を隠して生きてきたそうです。
そんな中、高校生の頃に女の子を好きになって、こっそり交際することになります。
でも田舎だし隠し通すのは難しくて、結局は同期さんの父親の耳にも入って揉めたみたい。

同期さんの意志は固かったけど、最終的に同期さんが捨てられる形で二人は別れることになりました。
そのとき相手から「本当は好きじゃなかった」とか、ひどいことを色々言われたらしい。
これがトラウマになってて、同期さんは自分を守るためにさらに強気な性格になったっぽいです。

人間不信になった同期さんは、父親からは「女に学歴なんて必要ない」ってお見合いで結婚するように言われてたみたいだけど、
「私はアンタの政治の道具じゃない」って猛反発して逃げるように上京してきてます。
今はほぼ勘当状態だけど、上京の時に協力してくれたのは母方の親戚らしいし、他の家族とは連絡取ってるみたい。

上京後も同期さんは誰かを好きになることなく過ごしてきて、就職した先でれーさんに出会いました。
彼からは下心を感じなくて安心できるし、知らないところで守ってくれてて、バイってこととか強気な性格も受け入れてくれたりするので段々惹かれていったみたい。

れーさんは同期さんの家の話は「口を出せる立場じゃない」って無干渉を貫いてます。
あたしは何かしたくてモヤモヤするけど、こういうとこがダメなんだろうな…
彼が同期さんの恋人になってたら父親との戦いとか、それはそれでドラマチックな話になってたかも。

余談だけど同期さんには最近気になってる人がいるそうです!その話はまた今度!