千種越え を歩きに行く

この呼び名は 南北朝時代 伊勢の千種氏の影響で呼ばれているらしい。
この峠越えの名を広めたのは 織田信長
甲津畑の速水氏の案内で 通行中 杉谷善住坊に
鉄砲で狙撃された。
この かくれ岩も道中にある。
また 蓮如上人 遺跡もあり 
最近では 近江商人も歩いた 鈴鹿越え の道だ。

8号線から八風街道を八日市方面に急ぐ
八日市インターを過ぎ もうすぐ 紅葉で有名な永源寺に
入る手前を右に折れ 甲津畑の集落を通り過ぎ 林道を行く。

この林道に入った途端 道路に積雪があり 真っ白。
前方に 滑って動かなくなつた乗用車が放置されている。
駆動輪をズルズル滑らせながら この車をかわして
通り過ぎるが 徐々にヤバくなってくる。
登山口まで行くのを 諦めて 路端に駐車 歩くことにする。

歩いて 登山口に着く 9時
雪は 比較的やわらかで アイゼン無しでも歩ける。
フジキリ谷を左に見ながら ヨタヨタとしながら歩いて行くと
杉谷善住坊のかくれ岩の案内板がある
少し 谷に下ると そんな感じの 岩がある。

暫く 感じの良い 緩やかな道を進むと 桜地蔵尊に着く。
この先の橋を渡ると 谷の様子も渓谷らしくなり
道も険しくなってくる 
人の足跡も この辺りから 少なくなる。10時。

間もなく 鉱山跡の石垣が見える道を進む。
谷を渡ると 益々 ブナの樹林帯の美しい道になる。
新緑 紅葉の頃のこの道は 非常に素晴らしい。
この辺りが 好きで 時々 此処を訪れる。

少し広い場所に出る
蓮如上人遺跡もあり 峠越えの中継地の様子。11時。
以前は無かったが 休憩小屋もある。
この辺りから 積雪も増してくる
ストックを突いたら ハンドルの所まで 埋まってしまう。
時々 足が膝上まで ズボッとハマり込む。

杉峠に近づくと 此処にも休憩小屋が 出来ていた。
此処まで休憩もしていなかったので 少し休憩する。
先客が居て 少し話をしながら パンをかじる。

伊賀上野から来られた 70ぐらい(若かったらゴメンナサイ)
の男性。  彼も此処が好きで よく来られるとのこと。

休憩して 元気を取り戻して 出発
もう少しで 杉峠に着く。が
柔らかな雪に 足がズボッ ズボッとハマり込んで
思うように 歩けない。 息が切れる。

やっと 峠が見え 一息つく。
杉峠に到着 12時20分。

此処から 雨乞岳まで 40分ぐらい。
でも今日の調子では とてもそんな時間で行けそうもない。
今日は 此処まで とする。
13時頃までゆっくりして 下山する。

車を停めた所には 15時に着く。が
此処から 車が走ってくれるか 心配。
暫く走っては スリップし
バックをしては 勢いをつけ 発進。
繰り返して どうにか 車を置いてきぼりにせず
帰ることが 出来た。
放置された車が 可哀そうに まだ 置いてあった。

今日の雪の中の歩きは 少しきつかったのか
腰が少し鈍痛。 右足膝にツッパリがおきた。

気持ちは 若いのだけど こんな時 年を感じる。
気持ちの良い 疲れを感じて
16時30分 自宅に帰る。