今日も新規猟場開拓を兼ねて子犬3頭を連れて山歩きに行きます。
出発はゆっくり目に7時過ぎです。
9時40分頃に目的の山に到着。 今日は先週入った山の西側を北側から順番に谷を登って見るつもりです。
1本目の谷には立派な林道がありました。 入り口にはチェーンが張ってあって、私の車は入れません。
鳴滝紀州犬子犬金太郎と屋久島犬子犬銀次郎の2頭を放して林道を歩きます。
動物の棲息痕は、大きな猪の食み跡は見られませんが。
猪か?鹿か? 控えの蹄(副蹄)が見えませんからどうも鹿のようにも見えますが。 蹄の足跡が少しながら観察されます。猪の足跡でも平らで硬めの地面の場合は副蹄の跡が付きにくいので、足跡の幅や丸みで判断するのですが。 私にははっきりと判りかねます。
林道の山際には動物が出入りする古い獣道があるものの、最近の出入りの跡は見当たりません。
しかし、途中で。 見つかりました。 小さなものですが、地面を掘った跡があります。 鹿はこんな跡は付けません。
県道から1.5キロほど入った辺りで、林道は行き止まりになりますが。 行き止まりまで後100メートル?くらいのところで。 少し大きな食み跡がみつかりました。
猪の数はそんなに多くはないかも知れませんが。 一応棲息はしているみたいです。
林道終点から県境の尾根に向かって急な谷がありますので。 それを登ります。 標高差が大きいので身体は辛いですが。 高コレステロール血症改善に役立つと信じて頑張ります。
中央に金太郎と銀次郎が小さく見えます。
この後、綺麗な雄山鳥が、犬に驚いて私から約7メートルのところに降りて来て、ピイピイ言いながら犬の方を見てました。 20番散弾銃に5号散弾があればいただきのパターンです。
尾根の上まで約40分かけて登って。 食み跡に一番近い尾根から降り始めます。
大体4分の1ほど尾根を降りたか?という辺りで、2頭が私からかなり離れて行って。 推定距離50メートルというところで、最初に金太郎が鳴き始めて、次いで銀次郎がそれに加わります。
2頭の声はすぐに斜面を駆け下りて行って。 ほどなく林道に到達し。 次いで金太郎は向かいの尾根を少し登って行ったようです。 銀次郎はそこまで行かずに、林道から引き返して私の傍に帰って来ました。
急な尾根を林道まで降りて、金太郎を呼んでやると、こちらにやって来たので。 ねぎらってやって、自動車に戻りました。
自動車に戻ったら、正午くらいになってましたので。 コンビニお握りを食べて、次の谷の入り口に移動します。
今度は屋久島犬子犬牝のタマ子単犬で行ってみます。
次の谷には、それなりに足跡は見られまして。 タマ子も急な斜面を登って行って積極的な捜索を見せてくれますが、出逢いは無かったようです。
この谷は、林道は無いし、谷筋の道もはっきりとは残っていないので。 途中から水の中を遡上しなければなりません。 普通のスパイク地下足袋では足が濡れて不愉快なので、500メートルほど行って引き返しました。
更に次の谷に移動します。 この谷は大きく深いのですが。 林道はありません。 谷の入り口から、鹿の足跡でしょうが。 獣の蹄の跡はかなり多く見られます。
ただ、何回も川を渡らないといけないので。 気温の低い猟期中はスパイクブーツの方が有利でしょう。
道路から800メートルほど入った辺りで。 急に「ピピピピピ」バタバタバサバサ!!という声と物音がしましたので。 そちらの方に目をやると、山鳥の雌が如何にも傷ついて苦しんでいるような動きをしています。
擬傷という行動ですね。 そんな時にはすぐ近くに雛が一群れ隠れているものです。
タマ子を見ると、すぐ先の倒木の下に顔を突っ込んで熱心に何かを探しています。
我々が自分の方に来ないで雛の居場所に居続けることに焦った雌山鳥は、再度こちらに近寄って、「ピイピイピイ」と鳴きながらバタバタ暴れます。
タマ子が山鳥の雛を咬んで殺してしまうと寝醒めが悪そうなので。「タマ子、こっちや。」と声を掛けます。
「こっちこっち、獲物やで。」雌山鳥を指さしてタマ子を誘導してやると、タマ子はバサバサ暴れている雌山鳥を追いかけ始めました。
こうなると雛は安心です。 その場所の写真を撮って、犬が親鳥を追いかけて行った方に少し移動します。
少し追いかけた後親鳥に逃げられたタマ子は、すぐにこちらに戻って来ました。 小さな鳥とは言え、母性の強さと知恵は大したものですね。
山鳥一家の場所から50メートルくらい行った辺りで。 ガラン!!という石が転がる音が聴こえて来ました。
音の方に目をやると、大きな鹿が4頭ほど向かいの斜面、私から20メートルくらいのところを登って行きます。
薮越しに立ち止まってこちらを見て来ます。
完全にライフルかスラッグでいただきのパターンです。 まあ、非猟期ですから、こんな行動なのでしょうが。
この画像の中心くらいの位置から、鹿はこちらを見つめていましたが。 見ているとゆっくりと登って行ってしまいました。
タマ子は鹿には気付かなかったようです。 それとも、鹿を追うことは覚えていないのか?
鹿を見た後、そこから100メートルほど遡上して行くと、渓流の相は岩魚や山女魚でも居そうな雰囲気が続きます。
こんな渓相が続いていますので。 もしかすると野生の渓魚が棲息しているのかとちょっと期待してしまいます。
でも、漁業権も設定されていない小さな渓ですから、どうなのかな?
時刻はこの時点で午後1時半ですから、そろそろ引き返さなければなりません。 午後5時頃には帰って、自分の持病の病院2軒に受診しなければならないのです。
帰り路で、さっき鹿が登って行った斜面の下をタマ子と一緒に通ったら、鹿が登って行った跡を臭いを取ってしばらく登ってから50メートルくらいで引き返して来ました。
その後、速やかにデッキバンに戻って帰途に着きました。
最後の谷では猪には出逢えませんでしたが。 山鳥の擬傷行動はなかなか楽しめました。
次の休みもなるべく来たいと思います。
ではまた。
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