沖縄と海 | nao♪のハロハロ日記

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沖縄のことをメインに趣味の三線や子育て、フィリピン・北海道の事など
日々の出来事を綴るハロハロ(ごちゃまぜ)日記   

お久しぶりですニコニコ

アメンバー限定記事で先日更新しましたが、一般記事はかなり久しぶりのブログですあせる
放置を通り越して、やめた?状態でしたが、ちょっと一段落ついたので更新しようと思い立ちました

さてさて、だいぶ前の事ですが、実は納骨式で八重山に行きました✈️

沖縄での法事は準備や何やらと大変ですが、沖縄本島よりもさらに自然と共存し、伝統を大切にする八重山ではもっと大変ですね
年齢的には大人ですが、沖縄のオジー・オバーから見ればまだまだヒヨッコで勉強不足の私
その都度、勉強!な事ばかりです

そんなただでさえヒヨッコな私、沖縄本島で生まれ育ち、八重山にお墓があるため、両方のやり方で毎回右往左往してます

さらに、各地を転々としているので、色んな地域の冠婚葬祭に出ることがあり、いつも一から勉強です汗

余談ですが、北海道で葬儀に出たとしますよね
受付で香典を出すと、何かを渡されます
さて、それは何でしょう?
道民には当たり前の事かもしれませんが、他県民はきっと驚く、、、その答えは、、、、


何と!




領収書です!!

北海道では、葬儀の受付で香典を出すと、目の前で封が解かれ、中身を確認されたうえで、領収証が発行されます
但し書きはもちろん「香典代として」

電動カッター(と言うのかな)に香典袋をセットし、ウィ~ンと袋を開ける
そんな光景が、北海道の葬儀会場では見られます
所変われば、文化・習慣も変わる
学ぶ事多し!です

と、、、話が北海道に飛んでしまいましたが、本題に戻り沖縄の話を、、、


まず、私の父方のお墓がある地域は、本当に伝統や文化、そして自然を大切にしています
その為、冠婚葬祭では色んなしきたりがあるわけで、、
沖縄県民はよく知っている事ですが、年間行事などは旧暦で行われますよね

旧暦で行われる一般的な行事もたくさんあるので大変ですが、それ以外の各家庭や一族での冠婚葬祭はまた大変です

何が大変かと言うと、海の動きに合わせて行われるので、、、

つまり、潮の満ち引きによって時間が決められるのです
もちろん、それぞれの家庭によって考えは違うと思いますが、満ち引きを大事に考えている地域や家庭は、八重山では多いように感じます

例えば、結納などのお祝い事
大分昔のことですが、私の結納でも、潮の満ち引きに合わせて行われました

“○時~○時までは、外から家に入ってはいけない”
潮が満ちている時間に結納は行わなければいけない
から始まり、普段はヒンプン(沖縄の家の前にある塀、目隠しや魔除けの意味を持つ)の左から入るのに、その日は右から入り一番座に座りなさい
などなど

普段の行事では、女性が右から入って上座に座る事なんてないので、この時は本当に落ち着かなかったのを覚えてますあせる


そして死にまつわる納骨式
これは潮が引いてる間に行われます
その為、全てがスムーズに進むように準備する事が重要です

万が一、途中で足りない物があったり、お墓の蓋の開閉などで時間がかかったり、参列者が多くて時間が押してしまったり、、など、もしその間に満ち潮の時間になってしまうと、それこそ大騒ぎです

特に、小さな島にはスーパーどころかお店もない島が多いので、気軽に足りないものを買い足しに行く事ができません

だからこそ、住民同士の助け合い、繋がりが強いのですね


そんな潮の満ち引きを大事にする、島ならでの法事

自然に合わせて、自然と共に生き、そして自然に還る
沖縄の行事は、“人は自然の一部”だと再確認する大事なことなんだな、と私は感じます

そんな大事な納骨式では、八重山ならではの事がもう一つ

長くなりましたので、それは次の記事で書きますねニコニコ





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