市原誉昭オフィシャルブログ -329ページ目

オフ



今日リハビリの前に手に取ったスポーツ新聞で目に付いた記事があった。

巨人の高橋由伸選手の自主トレの事が少し書いてあった。

どのスポーツ選手でも共通する点がある海外での自主トレ。

特に野球の世界だけど、「誰々が自主トレを始めた」と言うだけでスポーツニュースのネタになる。ある意味それが恒例になっているし。

僕がブラジルのアマフーザに行ったのは 2 月、チームの練習がスタートする約 1 ヶ月前。

その時はまだ誰もいなくて一人での寮生活が少し続いた。

練習10日前くらいから少しずつ選手達が集まってきた。中には今季からの選手も自分を含めて4人いた。その選手達の共通点はどこかピリピリして緊張している様子。当たり前の事だけどね。だから僕も一番最初に打ち解けたのが、リオのフラメンゴから来た19歳のマルキーニョスと言う選手。アマフーザと試合をした際にスカウトされたと言う。お互いの経緯などを話したり、練習が始まるまでの間は彼と共に自主トレをした。

かわって他の選手達の共通点は、見るからにシュハスコ(肉料理)太り。

一選手に聞くと、「オフはオフ、1ヶ月間何もしてないよ。飲んで食べてサッカーしたり。。。

家族と過ごす事が一番大事。」

全員がそうでないと思うけど、ほとんどの選手はオフの間何もしない。

やる時はやる、休む時は休む。実際そういう選手が結果を出し、活躍している。

ただし、自分自身をコントロールできなければチームを去らなければならない。

良くブラジル人に言われる事がある。

「何でオフなのに休まないんだ。オフは休む為にあるんだぞ。」

その通り、何も返す言葉はなかった。

勿論、休みが2日あれば1日は必ず休む。

だけど1ヶ月何もしないと言うのは自信がない。せめて1週間だろう。。。

例えば日本で年間を通したフットサルのリーグ戦がある。Jリーグと同じような形で。そうすれば、どこにピークを合わせるのか、コンディションの面でも無理をする時期、しない時期がはっきりする。

そうった意味で年間家族と離ればなれになりチームに集中する。オフの時くらいは何も考えないでゆっくりするのは大事な事だと思う。ある程度充電の時期は必要だしね。

そうやってオフの生活を大いに楽しんで、またオンに切り替える。それが本当のプロ。

結果が悪ければ次はない。

野球の事を悪く言うつもりじゃないけど、オフにゴルフだのなんだのと色々と活動する場も多いし色々な事がある。

キャンプに向けての自主トレのはずが、キャンプでケガをする選手もいると思う。

長引けばピッチャーならシーズンを通して3勝だけだったとしても、また次のシーズンが来る。しかも年俸も何千万ダウンと言うけど、たまげた金額だ。

勿論そこにたどり着くまでには計り知れない努力があったのだと思うけど。

正直少しうらやましい部分がある。

はっきりこの時期はオフ!っていう時期がちゃんとあるのは。

休む事も仕事だなって最近思うようになってきた。無理は時には必要だけど、無理してコンディションを悪くする事が一番悲しい。

無理をする事と、一生懸命とは違うからね。

だからリハビリも無理をせず、ゆっくり一つ一つ一生懸命やっていきたい。

フットサルの世界も近い将来日本に大きなリーグが出来、オフの時期には家族で旅行なんて行けたら幸せだな。。。

最後に、昨日テレビで中田の事がやっていた。

すばらしいオフの過ごし方だなぁ~って、関心したと言うか、見とれてしまったと言うか。。。(発言もそうだけど)好奇心旺盛だし。
凄いね、やっぱり。