子どもが、進路の相談を、クソ旦那にしたいと言った。





電話してみたら、と言ったけれど、結局しなかった。


 



進路の事、私も出来るだけ、子どもと一緒に考えた。




何日かして、学校に進路希望の用紙を出さないといけなかった。





ポツリと、

「今、パパがいてたら聞けたのにな。」

と言った。





ドキッとして「そうやな。」と答えたけれど。

それ以上は言えなかった。





普段と同じような態度で、子どもがパパに聞きたかった事を私が聞いた。


なるべく普通に、真剣に。


子どもの不安がなくなるように。







傷付けてごめんね。色んな事、我慢してるよね。







旦那は、子どもがこんな思いしてるの分かってるのかな?






子ども達が心配じゃないのか。





子ども達が理解していると思ってる?







その時の私の心の声は、



それでもパパは家にいたらいいと思っていた。


家で、無視されても、パパは我慢して過ごせばいいと思っていた。


自分が不倫を辞めないから。


家に居づらくなったからと言って、出て行ったのはパパ。


出て行って実家で普通に受け入れてもらってる。


一人で自由になって、誰にも邪魔されずに不倫したいから出て行ったんだ。





と言いたかったけれど。



そんな事を子どもには言えない。





子どもには詳しい事は言っていない。





クソ旦那の愚行を言いたいけれど、そんな事を子どもに言っても恨みしか生まないので、言わない。




だから、子ども達から見たパパはそれほど酷い人間に見えてないと思う。





それも悔しいけど。





やっぱり不倫した方はズルいと思う。