お盆前、新盆に向けて掃除をしていました。
私達は主人の実家に住んでいます。
この家は、主人の祖父母が建てた家だったところを改装して住んでいます。
(リフォームと増築で古い部分は殆ど残っていませんが)
古い倉庫が三つあり(一つはかなり大きい倉庫)、かなり色々な要らない物達が、とって置いて有ります。勝手にすてたりしたら主人の姉達から何を言われるかわからないので、そのままでしたが、義父が亡くなったので、片づけられる物はどんどん片づけよう!となりました。
(さすがに姉達も、もう文句は言わないだろうと言う事で、片づけ始めました。)
祖父母の物、父母の物、そして姉達の物。
今までも、少しずつ捨てていたのですが兎に角量が多く「まだこんなに有るのか」と愕然。
それらを慌ただしく片づけて(でもまだ沢山残っている)、一段落ついて休憩をした後、主人の乗用車の鍵が無いことに気づきました。
どこに置いたか思い出せず、家中(移動した所全て)、敷地内(自営業なのと田舎なので敷地がかなり広い)ひたすら探したのですが、どうしても見つからない。
初めは「見つけたら教えて。」や、「見つけた人には1000円あげる。」と普通の感じでしたが、結局、夜になっても見つからない為、とうとう私と三女に八つ当たりをしてきました。
またかと思いましたが、仕方がないので理不尽に怒られる事を受け入れました。
次の日も鍵は見つからず、イライラが止まらない主人が私に難癖をつけ始めました。
「拭いたガラスが汚い。子供を早く起こして手伝わせろ!いつも夏休みだからってダラダラ寝かせてるな」拭いたけれどガラスが汚れていたのは、拭いている途中で主人が他の事を言いつけてきたからです。
その為、中途半端に拭いて終わってしまった為、まだ汚れていました。
「こんな汚い拭き方しかできないなら、ドアなんかない方がいいよな」とドアを蹴る。(ああ、これってモラハラだよね)
仕方がないので、「すみません」と謝りました。
子供たちを起こし、皆で窓を拭きました。
とにかく一階だけでも窓の数が多く、家の中にもガラス障子が多い為、ガラスを拭くだけでもそれなりに時間がかかります。
窓がまだ拭き終わらないうちに夫が「そろそろお墓に迎えに行く。で、お昼ご飯を食べて、掃除は終わり」と言いました。
(まだ掃除は終わらないよ?だってこの広さだよ?と心の中では思う)
昼食は外で簡単に食べるという事で、外食になりました。ただ三女は怒られたので行きたくなかったようで「食べられない」と誘いを断り、家に残りました。
昼食後、車の中で主人が「三女はお腹すかないのかな?」と気にかけていました。(おまえがあんなに怒ったからじゃないの?だから食べに行かないって言ったんじゃない!私だって本当は食欲なんてなかった。ほとんど食べてないの見てなかったのか?と心の中で思いながら運転していました。)
カッとなり怒鳴ってしまったことを主人は後悔しているのか、少し態度が変わっていました。
私は家に戻ってから掃除と明日の新盆の人寄せの準備をしました。
主人はやっぱり分が悪いようで、少しだけ私や三女に気を使うような言葉をかけてきました。
そんな主人には適当に返事をして掃除続行。
(だって主人は掃除を手伝わないから。)
その夜は主人とは一緒に寝たくなかったので、別の布団で就寝しました。
新盆当日、慌ただしく一日が過ぎ、親戚、義姉たちが帰った後ぐったり。
横になりたいと思うも、また来客の為、横にはなれません。
ただ、主人の機嫌は悪くないかな?
その後、「俺の名刺入れ知ってる?」と私に確認してきました。
主人の乗用車の鍵を探した時、主人のバッグの中にあったような気がしたのでバッグを確認していると、失くしたと言っていた乗用車の鍵を見せてきました。
私「あったの?」
夫「うん。」
私「・・・そう。いつ見つけなの?」
夫「ん・・・。昨日。お昼食べに行ったときは有った。」
(ものすごく言いずらそうに言ってた)
私「・・・。名刺入れあったよ。あっ、無いって言ってた仕事の車の鍵!この鞄の中
にあるよ!」」(実は仕事用の車の鍵も行方不明でした)
夫「・・・苦笑」
私から名刺入れと鍵を受け取ると、ちょっと出掛けてくると出かけて行きました。
その日の夜は、ずっと避けるように一緒の布団で寝ないと主人が不機嫌になるので、一緒の布団に入りました。やっぱり、ピッタリくっついてきました。
口でゴメンが言えない人なので、こうやって態度で表してるんだろうなと納得することにしました。
本当に散々な日々でした。疲れた