少し前チャコの狂犬病予防注射と

健康診断的に血液検査を済ませました。

その結果を聞きに私だけ

動物病院へ行ってきました。

   上矢印

(前回のブログ)


先生から説明があるとのことで

順番を待っていると

診察室からお母さんに抱えられた

かなり高齢と見られる

シュナウザーが出てきました。


一瞬にして胸がキューっと

しめつけられてしまいました。


その子は

足は硬直しているようで

前も後ろもピーンと伸びていて

マナーベルトをしていました。

お年をうかがうと17歳。

シュナウザーくんの目は

とても優しく私を見てくれました。


あーダメダメえーんえーんえーんえーんえーん

犬種も状態も違うのに

気持ちが昔に戻ってしまう。


ずっと、やっと、なんとか我慢していたのに

看護師さんに名前を呼ばれた途端

ドバドバドバ~っと涙が溢れて

止まらなくなってしまいました。


セイル、セイル、

まさにこの診察室で

弱った体で頑張ってくれてたね。


よみがえるあの頃。


過去のこととして

普段は静かな気持ちに置き換えているのに

この日は置き換え失敗😣


セイルとの最後の一ヶ月の記憶が

今自分に起きている事のように

思えてしまう。


その後はもう涙を止めようと

必死笑い泣きえーんえーん笑い泣きえーん泣き笑い笑い泣き


チャコの検査結果はなんとか

こらえて聞いてきましたが

帰り道は涙ダダ漏れ。

泣きながら自転車を漕ぎました。


シュナウザーくんのお母さん、

怪しげな泣き虫おばさんで

ごめんなさい。


先生も看護師さんもびっくりしただろうなぁ。


セイルを思う気持ちはずっと

大事にしたいけど、こんなふうに

ドバ~っと吹き出してしまうと

世間的には変人だよなぁ。


落ち込むけど、直せないので

仕方ないか。

こんなに涙が止まらない事が

あるのかと、我がことながら驚いてしまいました。





        上差し
2011年、2012年のセイルラブラブ