罪作りな男 チャコ
夕方の散歩で出会った
小学校低学年くらいの男の子二人を
メロメロにしてしまいました
散歩で通りかかった公園、
子供たちの声が響いているので
チャコはなかなかそこを離れません。
すると
少し離れたところから私達を見ていた
男の子二人が
だんだん近づいて来ました。
そして1人が
「かわいいね♥️」と言いながら
チャコの目の前に立ちました。
チャコは嬉しくてピョンピョンとびつき
甘えました。
もう一人の子は「気持ち悪い」
なんて言ったけどどうみても
強がっているだけ。
照れたように笑ってるもんね。
「そんな事言わないで〜可愛いよ〜」
言葉をかけると
おっかなびっくりチャコに近づいて来ました。
リードでチャコをコントロールして
距離を取りました。
こんな事で怖がらせてお犬様が
悪者になったら申し訳ないもの💦
でもその子は自らさらに近寄り
チャコのピョンピョンを受け止めて
何度も立っちさせてくれました。
おしりを擦り寄せたり
尻尾をブンブン振ったり
チャコは全身で喜びを表していました。
子供たちは
なでなでしたり顔を見つめたり
「ピョンしてくれた」
「喜んでる?」「今怒ってるの?」
とその様子を気にかけながら
チャコを可愛がってくれました。
もういつの間にかあたりは暗くなり
一人の子は名残惜しそうにしながら
「またね」と帰っていきました。
そして気持ち悪い!と強がった彼にも
お母さんのお迎えが。
「帰るよ〜」と言われても
なでなでをやめられない。
「お母さん待ってるよ」と
私も声をかけました。
すると男の子は
「最後にギュッとして︎💕︎」
と言ったのです。
なんと可愛いこと
男の子は
チャコに抱きついて欲しい、それか
ピョンピョンして欲しいと
言い直してくれました。
でも思う通りに通じないのが
人とお犬様🐶
もうピョンピョンは満足したらしく
立ちませんでした。なのでもうしばらく
チャコをなでなで。
そして男の子はお母さんに言いました。
「いつかね、犬を飼いたい」
お母さんは苦笑い
わかりますヨ。
簡単にいいよとは言えないです。
本当に可愛いよ、いつか飼ってとは
つかの間の雑談でも私にも言えません。
こんなに無邪気なチャコだけど
すごい苦労をしてるんだよ。
もしまた会えたらそういう話も聞いてね。
「最後にギュッとして︎💕︎」
私なんて生涯一度も言わない
胸キュンの言葉✨
普通に出てくるのにビックリです。
優しくてかわいい男の子達
また会えるかな〜