先日、小学校の卒業式のビデオ上映会がありました。


現在中1の息子、卒業式はコロナで生徒と先生だけによるものでした。


正直、今更感はあったし、仕事も忙しいし、行くことをためらいもしましたが。


予想外に号泣。
布マスクはビチャビチャに。



だってさ。最初の「卒業生入場」の時の拍手の音。
当然先生しかいないのに、すごい拍手。
先生方が子供たちのために先生方だけで一生懸命準備してくださった事が伝わってきました。

子供の卒業に関してより、むしろ先生方への感謝の気持ちで胸がいっぱいに。

通常の卒業式にはない、先生方による合唱やエールがあったり。


息子含め、子供たちは幸せものだなぁ、と。
こんなに温かく見守って、見送っていただいて。



同時に気付いたのは、以前の私はいかに先生を神様扱いしていたか、ということ。

先生だって、「先生」と呼ばれる人だって、神様じゃなく人間なのにね。

勝手な都合で不満を感じたり、過度に期待したりしていたなぁ、と。


「大人」「子供」とよく括られますよね。まるで大人は子供よりも優れているかの様に。


そんなことはないのに、と最近はよく思います。


たしかに年数多く生きているから、経験値は高いし、体だって大きいけれど。


長く生きただけで、子供に学ぶことも多い。


どっちが偉いとか、優れているとか、全く関係なくて。


なのに「大人」という剣を振りかざしてみたりするのは、実にアホなこと。


ずるいよね。そりゃ大人の方がお金も持ってるし、できる事が多いから、子供を封じ込める事が出来ちゃうんだもの。


勘違いするなよ、大人たち。


そんな風に思うのです。