先日訪れた観光地で、地元タクシー運転手さんと話をしていて。


例年の同シーズンに比べて圧倒的に観光客(お客さん)が少ないという話をして。



運転手さんは言っていました。

「来て欲しい気持ち半分、来ないで欲しい気持ち半分」と。


観光客が来なければ、観光業は食べていかれなくなる。

けれど、もしもクラスターでも起きようものなら、個人経営の旅館などは潰れてしまうだろう、と。

無症状のコロナ罹患者が観光に来てコロナを拡散しようものなら、アウトなのだ。


さすがに、ほとんどの人はコロナにかかっていることを知っていたら旅行など行かないだろうけれど。


なんとも難しい話だ。

運転手さんの「半分」の気持ちが正直なところだろう。


どうすればいいのか。
どうなればいいのか。


岩手県で初めての陽性反応が出た会社には、非難の電話が殺到したそうだ。


もう「動くな」「外出自粛しろ」と言う段階は過ぎたのではないか。


例えば、クラスターが発生してもその旅館が再生できる支援をする事や、陽性反応が出た人に責めないアナウンスをする事が必要なのではないか。


「withコロナ」と言っても、「反コロナ」「滅コロナ」意識の人が多いだろう。
それはそうだろう。報道の仕方がそうなのだから。


陽性反応者が出た町は遮断される。

実質的に出入りが厳しくなる。

それならいっそ、PCR検査をもっと容易に行えないものか。

例え1人の陽性反応者がいても、その他の町民がPCRで陰性と分かれば、それ以上なにか制限をかける必要はあるだろうか。

大きな都市に一斉検査は難しいだろうけれど、大きな都市は体力がある。

小さな町には体力は無い。
1シーズン外部からの客が来なくなったら食べていかれなくなる。
けれど、小さな町なら一斉検査もできるのではないか。


個人で検査を受けようと思ったら、ある個人病院のホームページには、検査費用1万円、保険適用外、と書いてあった。

これでは敷居が高い。

もちろん、病院に検査希望者が押し掛けられても困るだろう。


唾液で検査が出来るのだから、
街頭で唾液を採取しQRコードと引き換える。後日自分でQRコードから検査結果を覗く。
例えばそんな事は、不可能なのだろうか。


ちょっと頭が痛かったり、喉が痛い時に簡単に検査をさせてもらえたらどんなに安心か。


素人の私は、そんなことを考えています。