昨夜、息子が消防から帰ってくるなり

2階の私の部屋に直行してきた


む『バロンは?』

わ『居ないよ』


む『もぉ~どこいった?昨日帰ってこんかったよ』

わ『バロンにはバロンの用事があるから、心配いらんよ』


む『昨夜、外におって、そのままどっかへ行った』

わ『あぁ、お母さん、バロンちゃんに一昨日しゃべっちゃったからなぁ』

む『何を?』

わ『バロンちゃん、お母さん居なくなってもおりこうしとらないかんよ、って』

む『もぉ~どこいったんやろ?』

わ『バロンは♂ネコやから、春になったら遠くまでいったりするからなぁ、でも、バロンはそれが出来ない奴のはずなんだけどなぁ』

む『もぉ~、帰ってくるかなぁ』

わ『バロンにはバロンの猫人生があるから、心配いらんよ』


息子は昔から【お兄さんは心配症】なのである

妹達が、何かすると父親のように心配する。

昔、【お父さんは心配性】とかいう、少女マンガの連載があったな、ギャグっぽくて少女マンガらしくなくておもしろかった


心配しながら下に降りて言った。


それから少しして、外でバロンが『あぉ~ん、あぉ~ん』とないていたので

オニイを呼んだ『オニィ~、バロンちゃんが外でないとるよ』

『なにぃ~』と言って、外へ飛んでった。

バロンは普通に帰ってきてご飯食べてた。


そのあと、オヤジが外に出したらしく、又どこかへ出掛けた。


む『おかぁ、オヤジが又、外に出した、何考えとるんや?』

わ『バロンにはバロンの人(猫)生があるんやから、心配要らんて』


息子が友達の家に行って、ちっとも帰ってこなくても、泊まってきても、私は文句をいわない

お前も(息子よ)お母さんを見習えよ!!


バロンはミルちゃんというお母さんから生まれたが、同時に生まれた兄弟たちが他に5匹いて

そのうちの4匹は(バロンをいれて5匹)全員真っ白で、♂

一匹だけ真っ黒が生まれて♀

♂の白い奴らはみんな、旅に出たり、交通事故にあったり、結局、一番弱っちょろかったバロンが男として唯一残った。

だから、バロンちゃんは旅に出ないはず

だけど、私がバロンちゃんに話しかけちゃったから、チョット危ないかも、家出しなければいいが。


心配症の息子が、私がいなくなることに(自分に)プレッシャーかけてるのかな?

母から早く自立してもらわないといけないので、丁度今が一番タイミングの良い時かも知れないな

今まで、頑張ってきた娘達には、母の癒しが必要な時なのかも知れない


息子には自立の時が必要なんだろう

いままで、何かあると必ず部屋に来て、散々しゃべって堪能して下りていく。

それが出来なくなることへの不安が出たのかも知れない。


息子よ、大人になれよ

妹達は大人だよ(少しはね^^;)


でも、本人は妹達の父親代わりと思っているらしい

私の事も、夫代わりと思っているらしい

いちいちチェックしてもらいたくないんやけど・・・


でも、ま、これからはたまに、飲みに連れてったりしてコミュニケーションを図ってやらないと

問題かかえるだろうな、今までの逆パターンになるのか

娘達とコミュニケーションを図っていて

息子はしょっちゅう私の部屋に居座ってたから。

演劇と消防とバイトばかりしてないで、彼女でも作ろうと思わんのかね

っていうか、漫画化志望がちっとも漫画、描いとらんやないか!(早く漫画家になって、稼いでくれよ!)


流れ的にも、息子の自立があるんやな


やっぱり、一つの事に沢山の人生の流れが関わって絡んでいるんだなぁ

と、つくづく思った。



バロンちゃん、今夜もご飯食べに帰って来たかと思ったら、外に出て『あぉ~ん、あぉ~ん』とないとるわ

春になったら、イヌのように遠吠え啼きをするようになった。

家の中で『あぉ~ん、あぉ~ん』とバカ啼きしても、『バロンちゃ~ん』と呼ぶと普通に『にゃ~』と甘えてくる

へんな猫で

子供たちはバカバロンと呼んでいる

バカな子ほどかわいいとは、このことで。

【バロンちゃんはかわいいねぇ】と言って、頭をイイコイイコしてやると、ヘロヘロになる。


今、息子は消防から帰って来た。

2階に上がってきて、開口一番『バロンは?』

『ご飯食べて、外行ったよ。』

『ふ~ん』


気は落ち着いたらしい

息子もバロンも同じかも・・・



すべてが幸せでありますように

いつも、ありがとうございます