魔の2ヶ月。
現実か夢か妄想か
分からない場所にふぁふぁといたのだけは分かる。
狂った。
呼吸するにも
瞬きするにも
彼を思い出さない瞬間がなかったから。
嗚咽の中意識が遠のいては、
現実からどこかに行っての繰り返し。
全部幻だったんじゃないかと怖くなり、
いてもたっても居られなかった。
眠剤を常に飲んでは
現実に居ないようにするのが精一杯だった。
けど妄想でも夢でも
いい事は何も出てこなくて
ただもがいてた。
きっと、またきっと、
連絡が来ると信じ待つしかなかった。
その2ヶ月彼もとても苦しんでいた事を
あとから知る。
私の知らない時間。
彼からの連絡で
泣き崩れた。
生きていてくれた。
そう思うと
声を枯らして泣いた。
信じていたけど、またこうして連絡が取れた事をただただ嬉しかった。
電話をくれた時
平然ととしていたが身体の震えが凄かった。
電話を持つ手が震えて冷たくなった。
また話せた。
数ヶ月経って人目を気にしながらだが
やっと会えた時は
泣きつきたいのを必死で堪えた…
けど本物だよね、会いたかった。
生きていてくれた。嬉しい。ありがとう。
この単語ばかりが出てきてた。
伝わっているかは分からないけど。
短い時間だけど
彼の存在を感じ
触れられた事が嬉しい過ぎて
彼と別れたあと
膝から崩れ落ちた。
呆然としながら道を歩く。
泣きじゃくりながら家に着く。
声が潰れるくらい、
泣きじゃくった。
彼が大変なのに、
私は生まれて初めて、
自分が死ななくて良かったと思えた。
彼に逢えない辛さからホントに居なくなろうとしていたから。
居なくならなくて良かった。
彼と再び会話ができた。
彼に触れることが出来た。
彼の存在を感じられた。
ありがとう。
この世この世界に帰ってきてくれて、
ありがとう。