夕方になって、少し薄暗い和室の中、私が息子の服を畳んでいると、

ママ、助けに来たよ♪

息子が、どこからか椅子を引っ張り出して、部屋の電気のスイッチを押して、私を助けに来てくれました。

たたっと走って来て、手を差し伸べてくれて、びっくりしました。

大丈夫よ?

と言っても息子は、

ママ、こっちにどうぞ♪

息子は私の王子様であり、私を助けてくれる勇敢な騎士のようです。