年の瀬に会って以来、久しぶりに彼と会えました。私はすごく嬉しかったのですが、週末で、少し疲れてしまっていたこともあり、何か彼に、特別な言葉をかけてあげることは、できませんでした。

本当は、どこか行ったの?とか、いろいろお話ししたかったのに。

彼は、今年もよろしくお願いします、と言ってくれました。そして、明らかに時間稼ぎしている感じでした。渡し終わったのに、すぐ行かないのよね。

彼は、私が彼に、気があるのを自覚しているんだと思います。そして彼も、きっと私のこと、満更じゃない。

でも彼は、絶対に何もしてこないでしょう。立場的に絶対にできないし、そんなことしたらまずいこと、よく理解していると思います。

それは、私も同じです。

深入りしたらいけない人。彼に愛されたいなんて、もってのほかです。でも私は、彼のことを特別に思っている。愛しいと思っている。

好きな人のために、私は何ができる?

私が彼にできることは、彼を励ますこと、褒めること、勇気づけること。

そうすれば、彼は成長できる。上に行ける。

信じてくれる人がいることは強い。あなたは優秀ね、すごいね、偉いね、頑張ってるね。

言い続ければ、言葉が本物になる。夫もそうでした。

彼はすごくいい男になのに、謙虚だからなのか、少し自分に自信がなさそうでした。それは、彼と話していて感じました。

だから、私が彼に自信を持たせれば、彼はもっといい男になるでしょう。

出会ったのが、ただお互いを傷付け合い、お互いの人生の汚点になるようではいけない。いつか、この出会いが思い出になる日、出会って良かったと思えるように。

出会ったことを、後悔しないように、私は彼を育てていきたい。