義家族みんなで朝昼晩のご飯を食べるのが辛かった私。


ある夜、夫に相談しました。

 

私「お義父さんたちと一緒に食べるのは、朝昼晩のどれかだけにしたい」

 

夫「う〜ん。それは厳しいかな。家族みんなでやっている農家だし、ご飯は一緒に食べた方がいいんじゃないかな」

 

ここでこの日は喧嘩になりました。(省略)

 

私は1ヶ月ほどかけて「ご飯を一緒に食べるのがいかに辛いか」「二人で食べるとどんなに楽しいか」ということを夫に説明し、何とか同意してくれました。

 

夫と話して、義家族との食事は「次第にフェードアウト作戦」で行くことにしました。

 

それまでも、「今日はちょっと体調が優れないので自分達の家で食べます」とか何とか言って、ときどき夕ご飯を別に食べたりしていました。

 

その回数を多くして、いつの間にか食事が別々になっている状態に持っていくのです。

 

色んな農作物や工芸品を作っている義実家では、秋が最も忙しく、近所の農家の人が泊まりがけで手伝いにきてくれたりします。

 

その時の食事は、近所の人が一人、料理担当として朝昼晩作ってくれて、おかずやご飯を母家の台所にどーんと置いてくれています。

 

そのご飯は、時間が合ったらみんなで食べたり、疲れている人は先に食べて寝ていたり。食事の取り方が結構バラバラなんです。

 

そんな状況を利用しました。


繁忙期のどさくさに紛れて、段々私たちは、食事を夫婦二人の家でとるようにしました。


母屋の台所に誰もいなさそうな時に、置いてあるお稲荷さんやきんぴらをササッと2人分タッパーに詰めて、私たちの家に持って行って2人で食べてました。(自分で作らないんかい)


ある時義父が「おかしいぞ」と思ったらしく私たちの家に言いにきました。

 

義父「このごろ全然一緒に食べに来ないじゃないか。どうなっているんだ」

 

夫「いやちょっと、忙しくてなかなか行けなくて」

 

義父「忙しいって言ったて、色々話さなきゃならないことがあるんだから、ご飯は一緒に食べなさい」

 

夫「僕たち、二人の時間が欲しいし、かもめもまだこの環境に慣れなくて大変だから、ご飯は別々にしたいんだけど」

 

私「食事の支度は、私が作りに行きますから」

 

義父「何を言っているんだ(怒)。常識というものを考えろ。明日からまた一緒に食べろ。いいな!」

 

義父は怒って帰ってしまいました。