今回は…
バイト先のお姉さんとのコト…
オレが16歳の時にバイトで知りあった女性…
このお姉さんは6〜7歳上でした
背が高く痩せ型でスラリ…
ロングヘアにセンスの良いモノトーンなファッション… 女優の〇〇〇に似ていました
数ヶ月が経過し随分と仲良くなり、買い物デートに誘われました
何故か?お姉さんに彼氏はおらず…
オレは弟みたいな感じだったのか…?
とある日曜日の朝…
「おはようございます…」
「あらあら!どちら様ですか!?」
家に現れたお姉さんにお袋は仰天!
そりゃそうだろう…キレイな大人の女性が、16歳のクソガキを訪ねて来るんだから…
オレは鼻高々でした…
お姉さんは美人で歳上… 尚且つ礼儀正しく…
その日はとてもお洒落で素敵だった…
「あの人… お前とどんな知り合いなんだ?」
「バイト先の先輩だょ…www」
面食らったお袋に「ニヤリッ」スゲーだろ…
実姉よりも歳上でしたからね…
「おはよう…今日はよろしくね…」
「おはよ… お袋ビックリしてたょ…」
わざわざ古い車のマニュアル車を買ったというお姉さん、そういうトコがまたカッコいいって思ってしまう。
助手席に乗せて貰い、秋田市までお姉さんの車で買い物に行った。秋田市になんて2回位しか来たことなくて、こんなに都会なんだと驚いた。
デパート行ったり、色んなお店行ったり凄く楽しかった…
「どっちが…いい…? 選んでょ…」
「似合う…かな? コレ…www」
お姉さんはスタイルも良かったから、何でも凄く似合いました、優しくて面白くて… これで彼氏いないとか…何でだろうってね
お姉さんの表情とか仕草とか…それをずっと見て「ぽーっと」していました。
大人だったり子供っぽかったり…
大人の女性ってこんな感じなんだって…
そんな彼女を見てマジで素敵でカッコいいって憧れていました。
それからも何度も遊びや買い物に連れて行ってもらいました。
1度…「ちょっと寄りたいトコあるんだ…」
夜の秋田市内の古びた建屋… 誰も住んでおらず電気も点いていなかった。そこのカギをお姉さんは持っていて、引き戸を開けると玄関にはドアポストから押し込まれた手紙が沢山… それを見て仕訳していた。
「ココは… なに…?」
「前にね…ココに住んでたんだ…」
親の持ち物らしくココに数年住んでいたらしい… それからお姉さん少し黙ってしまって、ココには何か辛い思い出があったのかな?
「ゴメンネ… 帰ろ…っか…」
帰りにそこでの事を少し話してくれて、しんみりしてしまいました…
「大人になると色々あるんだょ…あんた…まだ若くて羨ましぃ…」
その一言… 大人になって意味がわかりましたね。大人ってこうだとか、人間関係とか、仕事のこと等…いろいろなコトを聞きました。
そのバイトを辞めてからも、付き合いはありました。オレのバイクを紹介してくれたり、家に呼ばれたことも…
お姉さんは実家暮らし、静かな漁港の前…
バイクで行き、部屋を見せてくれたりお母さんに合わせてくれました。
「前に…バイト先で撮った写真あるょ…」
「何で!?白黒なんだょ…!?」
「その方が味があるじゃん」
オレとお姉さんのツーショット写真… 2人共笑っていた… 身長的には恋人同士? オレ…フケ顔だしな…
「それ…くれょ…」
「ダーメ! 絶対やんない!!」
残念ながら写真は貰えなかったが、大事に仕舞ってあるのは嬉しかった…
海で話していると、夕焼けにキレイなお姉さんの髪が風でサラサラ…
「なによ… あんまり見んなょ…www」
「いゃ… かわいいなって…さ…」
初めて正直に言えました… だいぶ照れてしまいましたけどね。7つも歳下に「かわいい」って言われてどう思ったのか?
歳上の素敵なお姉さん…
お姉さんはいつもドラマティックでした…
素敵な思い出をありがとうございました…
あの頃は本当に楽しかったです