1年ぶりの帰郷に久しぶり感は無く…
こんな気持ちは不思議でした…
いつもなら…
帰郷する日が近づけばソワソワ
故郷が近づくと懐かしさが溢れ
到着すればワクワクしていた
雨の700キロの道程は遠く感じたのに
馳せる思いとは裏腹でした…
能代の懐かしい風景に新鮮味もなくて
いったい…どうしちまったんだろうって
街に出てもそれは一緒でした…
1年という間隔が短すぎたのか
俺の気持ちの変化なのか
あんなにも…好きなだった能代に…
こんなにも呆気ない気持ちになるなんて…
つい最近来たような感じがしました
この歳になると1年間があまりにも早い
仕事と自宅の往復だけの生活…
毎日が同じことの繰り返し…
もう春か夏かってね…
特に何もないから区切りもなくて
そういったことからあっと言う間だ
しかし… そう思いながらも
着々と時間は流れていて
お袋は1年前より明らかに衰えていたり
自分にも衰えは感じています
還暦まで後、数年…
気持ちはあの頃ままでも
もう間もなくそんな歳になることが怖くて
人生の後悔やこれからの不安を感じます