あなたと逢えたこと
あなたがいること

得てしまうと
失うのがこわい

ないときも笑ってたのに
あのときと同じ顔では笑えない

わたしたちは
そういう生き物

あなたとわたしをつなぐ
ゆいつ、この一本のライン

切れない保証なんてなくて
消えない保証なんてない

保証がないから
絶対がないから

切れないように
消えないように

毎日ラインをひく

どんな雨が降っても
どんな風が吹いても
だれかが踏み荒らしにきても

ちょっとやそっとでは
消えないように
ラインを重ねる

そうやって
不安や不安定を
消していく
そうやって
濃く、強く
繋がっていく

絶対に切れない
絶対に消えない
わたしたちは
そう言えるぐらいに

わたしたちが
信じれるぐらいに