言の葉に
乗せた想い
線と彩に
込めた想い
届いた先で
受けとる想い
からだの
こころの
どこか片隅に
ぽっと灯ったら
灯が消えないように
この先どう光るかは
それぞれの風向きに
そのなかの
ほんの数個の光の粉が
風にのって飛んできたら
誰かに届いたのだと
誰かに灯ったのだと
教えてくれる
それがなによりもの幸せ
それがわたしのやり方
それがわたしの生き方
風に乗った光の粉が
通りすがりに囁いた
戻ってきた灯に
また照らされる
それがわたしの風向きで
それがわたしのやり方で
それがわたしの生き方だ
佐藤絢子 facebook