世界の終わりという名の雑貨店





世界の終わりに、

いたいと思える人に出会った。


その時には、


これまでの想い出をふり返ることもせず、

伝えきれなかった想いを語ることもせず、


ただ、ただ、その時を静かに、

心穏やかにむかえて、


そして、永遠になればいい。



「世界の終わりという名の雑貨店」

嶽本野ばらの小説を映画化。

小説の少女の抱える痛いほどの切なさは感じられないが、静かにゆるやかに流れて行く世界。

魂が似すぎている、惹かれすぎてしまうと、

時に悲劇を生むのです。



寂しくて、

悲しくて、

切なくて、


いつも満たされなくて、

かといって欲がある訳でもなく、


愚か者で、

ちっぽけで、


いつも何かに飢えている。

何かを得ているのに、欲しいものとは違う。


私の中には、そんな小さな子供がずっと住んでいる。

大人になっても、決して消えてくれない。

ずっと、ずっと住んでいる。


その子供がずっと悲しんでいる

           怒っている。

           泣いている。



その子供を無視してはいけない。


その子供が笑ってくれたら、

私は、今より、ずっと楽になれるのだろう。  



誕生日だった。

歳をとるのは嬉しくもないが、嫌でもない。

でも、悲しくって、悲しくってたまらなかった。


一緒にお祝いしてくれる人がいて、

お祝いの言葉をかけてくれる人も少なからずいた。


でも、虚しくて、虚しくて、たまらなかった。

かけて欲しい人からの一言がなかったから……。

こんな事で、絶望してしまう私はとても弱くて愚かだ。


来年の誕生日には、もっと強い私でいたい。