前回「現在形」は自分(主語)にとってFitしている感じと説明しましたが、

それに対して過去形については「自分(主語)にとって離れている」イメージになります。

 

時間軸でいうと過去のある1点において起こったこと、やったことを単発で表していて

例えると棒の飴をパンパンと切っていくみたいに前後のつながりをあまり感じさせないイメージになります。



 I went to Okinawa. 私は沖縄に行った

このような場合、沖縄に行ったという事実が話されているので、聞いているほうは"When?"という疑問が浮かびます。

そのため、過去形で話す場合は時を表す言葉を入れることが多くなります。 


I went to Okinawa last year. 

去年沖縄に行きました。

I bought the shirt in Okinawa last month. 

先月沖縄でそのシャツを買いました。

 

これと対応するのが完了形になるのですが、それはまた次回で。

 

「過去形」には単純過去とは別に「自分から離れているイメージ=丁寧な表現」にもなります。


例えば

Can I use the phone?

Could I use the phone?

その電話を使ってもいいですか?


という表現では「Can」のほうがカジュアルで

「Could」は少し丁寧な言い方になります。

ピッタリではないですが、日本語の遠回しな表現が丁寧なニュアンスになるのと感覚が少し似てる気もします。

 

He may be late.

He might be late.

彼は遅れるだろう。


こちらもmightに過去の意味はなく、「may」は確信が高く、直接的に聞こえて、

「might」は多分遅れるかも。。。と確率が低い=ちょっと丁寧な言い方になります。


過去形=主語から離れている、遠回しな表現(丁寧な表現)になるということが感覚としてつかめていると良いと思います。