教室のほうでは最近大人の方のプライベートレッスンが増えてきました。

皆さま、勉強される理由は様々なのですが、忙しい家事育児の合間に

勉強をしたい!という意欲が素晴らしくて、自身も頑張らなきゃ!!と元気をもらっています。

(日本語教師の勉強が音声学が難しくて現在停滞中で・・・)

 

私自身、そもそも英語への苦手意識がずーっとあり、コンプレックスでもありました。

苦手なものをどうにかして身につけようと、本当に試行錯誤、あれやこれやと長い時間を

かけて英語を勉強してきて早20年近く・・。もちろん今現在も勉強中ですが。。

 

英語の勉強であんまり楽しくない、けれど欠かすことのできないことのひとつとして

英単語を覚える。ということがあります。やっぱり単語を知っていないと理解できないし、

言いたいことを表現することができません。

ここの部分に関しては、どうしても基本地道な暗記作業ですが

時間のない中で少しでも効率よく勉強するためのポイントが下記になると思います。

1.相性の良い単語帳を見つける

2.繰り返す

3.単語のイメージ漬け

4.音で聞く、声に出す

5.使ってみる

勉強の第一歩として、まずは自分好みの単語帳を購入すること。色々なタイプの単語帳があるので、自分が使いやすい

ものをまずは選んでください。私自身はZ会の速読単語帳のように文章ベースの単語帳が好みです。

単語帳は長く付き合うことになるので、レイアウトやデザインなどやっぱり自分が良いなあと思えるものを選んでください。

 

そして何よりも大事なのが反復です。人間は忘れる生き物なので、よっぽど記憶力の良い人以外は1回で覚えることは

ほとんど不可能かと思います。

私がやっていたのが雪だるま式暗記法で、まず初日に数ページやり、翌日はまた1ページ目から戻ってわからなかった分に

チェック、そして2・3ページ進み、3日目にはまた1ページ目からチェックしたものだけ見ていって、出来ない分はチェック。

というように繰り返し繰り返し覚えきれなかった単語に触れられるようにしていました。(雪だるま式に増えるので雪だるま暗記法と

誰かから聞いた)

それはなんだかキツそう・・と思われる場合はもちろん最後までバーッと通して、最初に戻る方法でもOKだと思いますが

とにかく1回で覚えようとしないで(無理なので)繰り返すことが必要です。

 

またひとつの単語に複数の意味があることがほとんどなのですが、すべてを覚える必要はなくて、その言葉の持つ

主なイメージを記憶に残すことが大事です。Intemediateレベル以上の単語帳の中には英語での単語の説明がついている

場合もあるので、日本語だけで覚えずにそちらのほうでザックリとした意味をつかめると良いかもしれません。

 

そして、発音を確認すること、声に出して読んでみることもとても大切です。記憶に残す意味でも、目と耳両方からの刺激は

必要ですし、何よりも聞き取り、読みができないと実際のシチュエーションで使うことができないからです。

単語を覚えるのは覚えることが目的ではなく実際に英語を話せるようになる、聞き取れるようになるための道具であるので

まずは聞き取って意味を理解することを最初の段階に置くことが必要かなと思います。

 

言葉は使わないとすぐに忘れてしまうので、続けることが一番大事。無理のないように空き時間を見つけて

勉強を継続していってほしい!!と心より思います。

誰かに見られている、という感覚は勉強を継続させるのに大きな役割を担うと思っているので

大人向けレッスンでは個々のペースに合わせてレッスン内で単語チェックを行うことを推奨しています。

長い語学学習の道のりのペースメーカーとしての伴走者になれたら良いなと思っています。