❹日本人の言語行動

「言語行動」言葉をどのように使うか。つまり日本人が日本語を使う時にどんな思考でどんな表現・行動をするか、ということ

この巻を学習した感想は一言「日本人メンドっ」でしたww

具体的な文化的違いなどのエピソードを交えつつ話が多岐にわたるためまとめるのが難しい・・・。

言語行動は人、場面、内容、目的、形式、規範の要素が深く関係していてこの要素は身振り等の副言語(パラランゲージ)にも表れること。

具体的な言語行動として取り上げられている「あいさつ・お礼・陳謝」について。

あいさつー無意味性、人と人とを結ぶ働き(ヤコブソンの6機能説)、定型性があるよってこと

お礼陳謝については、直接お礼やお詫びをするほかにメタ言語(言語行動を説明する言語)がかなりあること。

例えば「本来ならば~」「お取込みのところ~」「僭越ではございますが~」などの言葉で相手に対しての配慮からの表現

また日本語では「お茶が入りました(から)(けど)・・」「結婚することになりました」など文末からの話の展開、「3日ほど待ってください」「1000円ばかり」など概数を使うことからも、はっきりと物事を言わないのは相手を傷つけないような配慮の気持ちから。という意味合いがある。

まあ、めんどくさい・・・(心の声)

また相槌が他の言語に比べてとても多いそうで、意識をしたことがなかったので成程なあと思いました。

外国人が日本人のような相槌を身につけるのはとても難しいので理解をさせることを目標に指導をすることが大切。

 

色々「うーーーん・・なるほど~」と考えることの多い内容でした。確かに、大人になると色々言葉遣いなどにも

気を付けなければならないですよね。これは純粋な日本語力というよりは日本社会の暗黙のルールというか、マナーというか・・・

はっきり物事をいわない、あいまいにする、ちゃんと否定しない(でもホントはNo)など外国人からしたらイラっときそうなところ。

でも日本社会で生きていくためには必要なスキルで、個人的にはあまり好まない表現でも社会の中では使っているものなあ。。

オーストラリアの留学から帰国したときに日本のそういうまどろっこしいところ、嫌いだわーと逆カルチャーショックを受けたのを

思い出しました。でも基本、相手を傷つけたくないっていう優しい気持ちか発生していることで、良い面もあるからねー。