*エリックカールについて

1929年ニューヨーク生まれの絵本作家で、88歳の現在も執筆活動をつづけています。

ニスを下塗りした薄紙に指や筆で色をつけた色紙を切抜き、貼りつけていくコラージュの手法が有名。

鮮やかな色彩から「絵本の魔術師」とも呼ばれています。

「はらぺこあおむし」をはじめ70作以上の絵本を出版。世界中にファンをもつ人気の絵本作家です。

虫や動物、自然を題材とした優しいストーリーは大人が読んでもほっこりしますよね。

私もエリックカールの絵本は大好きです。鮮やかで深い色使いで自分があまり得意ではない昆虫なども愛おしくなります。

娘も「はらぺこあおむし」が大好きで一緒に歌いながらよく読んでいます。おかげであおむしが好きになりました。

 

*エリックカールのコラージュについて

エリックカールの絵本の独特なイラストはどのように作られているのでしょうか。

エリックカールの日本語版の絵本を取り扱っている偕成社のインタビューではコラージュのつくり方について答えています。

透明の薄紙に、太い筆や細い筆、指を使ってアクリル絵の具でまっすぐな線をひいたり、うねらせたりした後

カーペットの切れはしやスポンジなどをスタンプのようにおして、ちがった質感を出すなどしているそうです。

絵の具がかわいたら、色別にひきだしにしまっておいてイラストに必要な分を切り抜き、壁紙用ののりでイラストボードに貼っていきます

それを繰り返すことで鮮やかな色合いのイラストが完成します。

絵本自体は2~3年かけて作る時もあれば1週間ぐらいで一気に描き上げることもあるとのこと。

 

たくさんおススメがあるので色々紹介していきたいと思います!