オヤジ車を買う!っていうか他力本願? | 実話!がんたれオヤジ伝説!!(この親父は実在する(;´Д`))

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私のオヤジはとっても変わってます。

自分では世界一素晴らしい父親だと言って

おりますが・・・

そんなオヤジに育てられた私のノンフィクション小説(エッセイ?)

をどうか読んでおくんなましです。m(_ _)m

yama2



「オヤジ車を買うの巻き:第三回」





オヤジはパチ男に向かって突然こう言った。!!




「おいっ、パチ男!!お前が


頭金をお父さんに貸せ!!(#`Д´)ノ」






パチ男はドラマ開始直後にいきなり印籠を出された悪代官



のように
オロオロしながらも 黄門様(オヤジ)に対して




「えー、車はオヤジが通勤で使ってるし、

土日もオヤジが使うから
俺が使えないじゃん、

使わないものにお金は出せないよ!!」



と言い返したところ・・・  



オヤジの
ダークサイドパワーが全開となり、パチ男に対して


トップセールスマン以上の説得が開始された。( ̄ー+ ̄)



「パチ男は今、深夜のバイトやってるよな!!

これから冬になるとますます寒くなるし


今みたいにバイクで行くのは大変だよな!! 

お父さん、夜は車を使わないから


パチ男が使ってもいいんだぞ!!ヽ(´A`)ノ」



大変魅力的な提案をしてきた。



確かに、パチ男がやっている夜の荷物の仕分け作業のバイトは


夜9時過ぎに家を出て朝6時頃


家に帰ってくるスケジュールでした。 





それに比べて、オヤジは残業がほとんどないので

早いときは
夕方6時半頃には帰ってくる


どんなに遅くても夜9時を過ぎて帰ってくることはまれであった。


(朝もオヤジは
8:30頃家を出ていた。






<寒い冬に新車でバイトに行ける!!>


そう判断したパチ男は




「じゃー俺が頭金貸してあげるよ!!(=゚ω゚)ノ 」


と言ってしまった。





それを聞いたオヤジはすかさずパチ男に言った。



「パチ男!!めいっぱいでいくら出せる!!」



パチ男がコツコツと貯めた貯金は「25万」になっていたが


全部持っていかれると
まずいので



「20万が限界かな!!」と答えた・・・





それを聞いたオヤジは営業マンに向かって




「頭金、20万出したら月々いくらになる?」
と言った。



「頭金があれば支払いは楽になりますよ。」


言いながら、営業マンはすかさず計算し、


電卓に出ている数字をオヤジに提示した・・・



その数字に満足したオヤジは



「よし、これで決めよう!」


と決めにかかった・・・・



そこにパチ男が割って入った。




「頭金を貸してあげる代わりにオプションの


カーステレオつけてくれないかな~!」




それを聞いたオヤジは!!



「そんなものは、使わんし、いらんっ!


第一高くなる!!」



と怒り出した。ヽ(`Д´;) 





パチ男は自分で車を運転するときにはお気に入りの音楽を聴きながら


運転するのが夢だったので、どうしてもあきらめきれず。



<頭金で貸す20万はいずれ返ってくるから、

車を購入するお祝いでカーステレオ代金は俺が負担しよう>



と決めた。  



しかも値段を聞いたら丁度「5万円」であった。(>_<;)



パチ男は貯金はすべてなくなるが、仕方ないとあきらめ・・・オヤジに



「カーステレオの代金は俺が負担するよ・・・」と告げた!!




オヤジは「カーステレオなんかお父さん


絶対使わないぞ!!」


パチ男を一喝しながらも


「でもお前が金出すなら仕方がない、

つけても良いぞ!!」



とパチ男が金を出すにもかかわらず、偉そうに許可を出した。





その場で契約を済ませ、パチ男の
貯金がゼロになり、


季節が進み本格的に寒くなった頃


新車はやってきたのであった・・・・ 。 




子供の貯金を頭金にして新車を購入する・・・


このオヤジは実在する・・・_||



続く・・・