約46億年前に誕生したとされる地球。
誕生当初は小さな惑星などが無数に地球と衝突し、そのエネルギーにより地球の表面は火の塊のような状態(マグマ・オーシャン)だったとされています。
小惑星の衝突頻度が低下し、やがて地球の表面には薄い地殻が発生しました。
その後、1000年以上の期間、大雨が降り続き海と大陸が誕生しました。
43億年前の出来事です。
それ以降、大陸は長い時間を掛けながらひとつになったり、現在のような形状に変化していったのです。
下の写真は約2億5000万年前の超大陸パンゲアです。
そして、この巨大大陸は地殻変動により幾つかの大陸に分裂していきます。
現在のオーストラリア大陸のそばにあったインド大陸が徐々に北上していきます。
そして約5000万年前にインド大陸はユーラシア大陸にぶつかります。
この衝突により大陸が隆起し、ヒマラヤ山脈が誕生します。
8000メートル級のヒマラヤ山脈は、今でも少しずつ高くなっているそうです。
面白いことに、山脈の頂上付近に海で生活していた三葉虫の化石などが発見されています。
このヒマラヤ山脈の誕生は私たち人類の進化にも影響したとされています。
その話は、いずれ本編で。