昨年2021年の6月頃、

購入した石垣島のゴールドバレルが届きました。

 

石垣島から遠路はるばるとやってきた箱には

「へんなゴールド」という文字とパイナップルのイラストが。

 

この名は「変」という漢字ではなく、

石垣島の平安名(へんな)さんが作ったパイナップルという意味。

 

 

へんなゴールド

 

箱を開けてみると、薫ってくるパイナップル香。

 

飛行機にも乗ってきたであろうパイナップルは、

長い距離を飛んできてもまだまだ疲れ知らずに自己主張をしているかのよう。

 

そして登場する大ぶりなパイン。

これがゴールドバレルという品種。

 

箱から取り出そうと持ち上げると、ずしりとした重量感。

 

青々とした葉っぱの部分はピンと伸びていて、

そのまま植えると、夏の間だけ常夏な気分にさせてくれるような

観葉植物になりそうです。

(実際に葉の部分だけ水につけて根を出して育てる事も出来るのだそう)

 

さていよいよカット。

 

葉の部分を切り落とし、ゴールドバレルを半分にカット。

 

 

ゴールドバレルのカット面

葉を切り落とした段階で分かってはいたのですが、

じゅわ、じゅわっとナイフカットで音が鳴るほどにジューシー。

 

ひらくと乳白色の果肉が現れ、あたり一面がパイナップルの香りに包まれます。

この時点ですでに甘い。

妖しさなどない、さわやか爽快な甘い香りが漂います。

 

包丁をズッズッといれてゴールドバレルを四つ切にし、

メロンのように食べやすいようカット。

 

 

メロンカットしたゴールドバレル

 

これは見るからに御馳走です。

 

ひと口。

 

濃厚、甘い、ジューシー、

そして味の表現としてNGワードの「まるで生ジュース」

そんな感覚がよぎってきます。

 

それでいて口の中が溶けているという、

イガイガ感は皆無。

 

美味しい。

 

この純粋な甘さは、西洋のどこかの国ではきっと生ハムで包む、

そう確信するほどの鮮烈な糖分の主張です。

 

ひと口でこれだけ美味しいのに、

まだまだたくさん食べられる。

 

カットし終えてないゴールドバレルをみて、

少し心が浮き立ちます。

 

そんな平安名さんのゴールドバレル。

今年も完熟にてお届けいたします。

 

 

 

 

ゴールドバレルという品種については過去記事のこちら。

 

いっとうものでした。