むかしむかし、とある村に、こんじきに輝くオレンジがあったそうじゃ。
それはもう見事なくらいの輝きで、手に取った人は思わずこう名付けてしまったのじゃ。
黄金柑（おうごんかん）と。
昔話にでも出てきそうな、とても良い名前です。
その名が体を表す通り、カット面が金色に輝き、
しかも見た目とは裏腹に、優しくそして力強く甘い。
黄金柑と言う名の他に、
ゴールデンオレンジや黄蜜柑とも呼ばれるこの柑橘。
立山名人が、神奈川県の小田原で作る人気の
無農薬栽培の黄金柑が今年も旬を迎えます。
無農薬で作られておりますので、
金色に輝く果肉だけではなく、その皮も有効活用したいところ。
皮と中身を砂糖にまぶして一緒に煮込む。
そうして出来上がる
黄金柑のマーマレード。
これは抜群です。
ちなみに動画にするとこのような感じです。
原材料は砂糖と黄金柑だけと言うかなりシンプルなものなのですが、
とても美味。
この黄金柑のマーマレードを塗るひと時、
朝の食卓、ご褒美のデザート、おやつの時間、
どれもとても楽しみになります。
見た目の美しさも手伝って、たまらなく美味しいです。
３月２０日頃より、1カ月ばかりの旬。
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