富山のお仕事をさせて頂き、

嬉しい事に富山県民の知り合いがたくさん増えました。
 
富山県に関する謎や疑問を解決するには、
ちょっと質問すれば良いという、ありがたい状態に。
 
富山銘菓である「月世界」、
食べたことが無かったのでどういう味なのか?
それを聞いてみると・・
 
「美味しい発泡スチロールやね」
 
そんな応えが返ってきます。
 
いくらなんでもふざけ過ぎの回答。
聞いておいてなんですが、自分で確かめなければ
気が済まなくなり、買ってきました。
 
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銘菓「月世界」
 
箱を持った瞬間・・「軽っ!」
 
中身を入れ忘れたのではないか、
そんな不安をよそに開けてみると、
高級そうな和菓子に包まれた「月世界」が出てきます。
 
包みをはがしていくと、出てきた立方体の軽い塊。
その塊を口に運び、歯を入れると・・
スッと口の中で簡単に壊れます。
 
まるで電熱線で成形される発泡スチロール
 
唾液と絡みつくと原形がどんどん小さくなり、
口の中に和三盆の気品ある甘さとどこか郷愁を感じる
懐かしさが広がっていきます。
 
その口当たりから後味まで楽しめる伝統の和菓子。
 
 
明治33年から続く伝統の銘菓「月世界」
 
富山県民はその和菓子に親しみをこめて
身近なモノに例えていた、
なるほどそういう事なんですね。