毎日の朝の通勤。
非常に人通りの激しい最寄り駅の改札付近。
そのちょっとしたデッドスペースにその爺さんはいる。


  「ストレッチ爺さん」


と私は名付けています。



平日朝の通勤・通学はみんな早足。
一方「ストレッチ爺さん」はありえないようなトロい動きで毎朝ストレッチをしている。

少なく見積もっても、周りの人とは時間の流れ方が100倍は違う。
まるで異次元ワールドだ。



小さめのリュックを背負いながら、あえてみんなの視界に入るポジションを確保している「ストレッチ爺さん」。
アキレス腱を入念に伸ばしているようで、ほとんど伸びてはいない「ストレッチ爺さん」。
その姿を何回見たことか。



人々はその「ストレッチ爺さん」に冷たい視線を注ぎながら、通り過ぎていくのが通例だ。
その場所でなければならない理由は、おそらくみんなの共通の謎であることは間違いない。


毎朝同じ光景を見ているにも関わらず、その日の気分で「おー、今日もやってるな。」と思えるときもあれば、心無くついイラっとして見てしまうときもある。




今朝はありえないほどのド派手な黄色のレインコートを羽織ながら、いつものようにストレッチしていた。雨の日くらい家の中でやってもいいんじゃないかなあ。




今日のレインコートのド派手さ加減があまりに目についたので、ついつい日記に書いちゃいました。
「ストレッチ爺さん」の存在を知ってる人と深く情報交換したい気分です。



しかし、こういう人って居なくなったら居なくなったで心配になっちゃうんだよな~。