最近、巷で話題になっている、キーワード、ザイム真理教。
今日はこのキーワードを考えてみたいと思う。

ザイム真理教
日本国における財務省が先導する緊縮財政が正であるという宗教、風潮、空気。
地上波、新聞に登場する経済に関するコメンテータは、殆どが入信しているといって過言ではない。
経団連、経済同友会などの、各種団体も所属している。
また、国民の多く(99%)は入信しているわけではないが、その真理を『真』であると信じ切っている。




昨今の、統一教会がらみの話題があり、それに乗じて、かつてのオウムを彷彿させる洗脳集団として出来た言葉であることは間違いない。個人的にうまく作られた言葉だと思う。

ザイム真理教に洗脳(入信)している方々は、大きく以下に分けられる。


1.日本における緊縮財政を真に必要不可欠だと思っている家計簿脳の方々。
  ⇒99%の国民はここに該当
2.教団の特殊能力(国税庁、マルサ)に怯え、教団の犬となり下がった輩。
  ⇒マスコミはここに分類されるか?
3.教団幹部(財務省幹部)と密接に連携し、真実が国民にばれない様に、是が非でも緊縮財政を続けようとする輩。
4.教団にドカドカと押しかけられて、”御説明”を受けた結果上記1となるか、地元向け予算の確保と引き換えに、増税などの緊縮財政に賛成する国会議員。


〇〇大学教授、大前〇一などのコンサルタント・作家なども、上記1~3に分かれており、どれに該当するの見抜くようになるのは、ある程度の経験と基本知識が必須だ。

一方で、反緊縮(ザイム真理教と対峙する、いわゆる、積極財政・国の借金問題の嘘・消費税をはじめとする各種の増税不要派)の論客の特徴は以下の通り。


a) TV、新聞に出ることが少ない。
b) 必ずデータ(公式に日銀、内閣府、各省庁(ザイム真理教含む)などが公開)を示しながら論理だてて説明する。


ザイム真理教を解体するには、上記1の99%に如何に気付いてもらうかが非常に重要だが、a)の影響でなかなか広まらないのが実情である。(とは言え、数年前に比べればかなり広まっているのは事実)

b) については、ザイム真理教側は全くグラフを使用せず、素人にわかりずらいレトリック(巧みな表現をする技法)やプロパガンダ(特定の思想によって個人や集団に影響を与え、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動)を使い、洗脳を続ける。又は、グラフなどを使うことはあるのだが、一部だけのグラフや切り取りといった姑息な技法を使用する。積極財政派は、複数のグラフを用いて様々な指標から説明しており、全てが理解できなくとも素人でも何かに気づくキッカケとなることが多い。

積極財政派は、単に真実を述べているだけであり、TVや新聞にもほぼ出ないため、何にも忖度することなくどストレートな発信をする。故にその言動、態度、風格は、洗脳を受けた信者とは一線を画している。と個人的に感じる。

 

以下参考

 

 

 

ザイム真理教、思いを馳せるとキリがないので、また改めて書いてみたいと思う。