毎度の | はやとのだべりば

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2015年9月からブルガダ症候群が確定した俺。
一種の心臓病なんだけどICDが何の役に立ってるかわからんまま生き続けてる。
気紛れにぼやき続けてみてる感じ。

一昨年の今頃か。
嫁が急に俺に馬の絵を描けるか聞いてきた。
競馬好きだし競馬漫画を趣味で描いてた事もあって余裕でささっと描いてあげた。
いろんなポーズ、表情で描けるか聞かれたから4つか5つほど馬の絵を描いて、ついでにふざけてマキバオーまで描いてあげたわけ。

描き終えた後に嫁は言う。
職場で絵馬を作るから午年の馬の絵が欲しかったから、そのまま使っていいかと。
嫁の頼みは断らない俺だし、その程度ならどうぞと絵を持たせたわけ。
そして去年は酉年の鳥だったのよ。
1年に1回だと忘れるもんだよね。

昨日、夜勤明けで昼前に帰宅した嫁に紙を渡される。
「何これ?」と聞くと「今回は戌年の犬だよ」と。
てか、いつから俺は嫁の介護施設の絵馬担当になってるんだって。
しかも今回は状況が違う。
前までは嫁が絵馬担当でやらなければならなかったが今年は嫁は担当ではないらしい。
しかも今までは紙すら支給されず、ただ俺の落書きを持たせたが今回はご丁寧に絵馬の枠を印刷された紙を用意された。

今までが本当に気軽な落書きだったのに注文までついてきた。
カラーコピーするから色をつけてほしい。
絵も4パターンは欲しい。
ここまでくるとボランティア精神なんて持たない俺からしたら「仕事」だよな。
それを嫁に話すと「何言ってんの、ボラよボラ」と軽く一蹴された。
嫁に弱いとか尻に敷かれてるとかまったくないが俺は嫁の協力は惜しまないから仕方ないねと描く事にした。

そうしたら嫁は笑いながら12の干支を全部描いておけばいいと言ったよ。
48パターン描けってか!
他人事だよな。でもやっちゃうんだよ俺は。
毎年頼まれるくらいなら全部描いてしまおうと思ったよ。


しかし犬のイラストは難しい。
なぜなら犬なんて描かないし好きじゃないから犬種もそんなに知らない。
どうせ描くなら同じ絵は嫌だしググりながらパクらないように描いてみた。
てか次は亥年だとイノシシだよな。
イノシシはしんどいな。
犬よりも断然に描かない絵だもの。

今までみたく言われたら描いてあげればいいと気楽にやればいいけど、そうだよね。
ブルガダな俺は来年生きてるかも保障できないから嫁のために遺してあげないとなんだよな。
仕事柄、正月休みはない。
通常の休みの中でコツコツ進めますかな。