勝手に検証 『なぜ日本はサーキットに人が集まらないのか?』 | いってつの適当なMotor Sports ブログ

お久しぶりでございます。


実は、7月末に体調を崩しまして、しばらく自宅で療養しておりました。

よって、楽しみにしていた8耐に行けずしばらく悶々としておりました。

とりあえず体調も回復し(生まれて初めて胃カメラ飲みました)今は通常の生活に戻っております。

が、しかし、なにぶんしばらく収入がなかったもので、サーキットへ再び行けるのは全日本ロードレース第5戦 鈴鹿からとなりそうです。

なんせ、日ごろの遠征尽くしで貯金なんかありませんでしたから・・・(苦笑)


さて、そんな悶々とした日々の中で僕はあることを考えていました。

それは。


『なぜ日本ではサーキットに人が集まらないのか』

ということです。


いろいろと考えてみましたが、なかなか自分なりの答えはみつかりません。

とりあえず、漠然とした答えとして・・・。


『愛国心の欠如』なのかなぁ、と。


日本ではメディアの発達により、F1やMoto GPが簡単に見られるようになりました。

よって、『世界一のカテゴリー』ばかりの報道が優先され、国内のレース情報は置き去りにされてしまいました。


海外はどうなのでしょう。

これは想像なのですが、そういう世界成功カテゴリーが称えられるのはもちろん、それと同じように国内レースも愛され、その勝者は称えられるのではないか・・・?


それに引換え、日本は日常の式典での国歌斉唱や国旗掲揚にまでクレームがつきます。

サーキットでレース開始前、国歌斉唱の時に起立脱帽する観客もごくわずかにすぎません。

(それは僕としてはすごく失礼なことだと思うのですが)


そんなお国柄では、世界最高峰レースの報道が溢れんばかりの今では、国内レースなど草レースも同然。そんなレースなど観にいきたくない。



・・・・と、そんなふうに考えてる人が多いのかなぁ、と。

そう思ったのですが、とにかく漠然としすぎていまいち納得ができないでいたのですが。



以前オマケコーナーで紹介した織田千穂さんの昨日のブログ記事の中で、「GTとFN、どっちが好きですか?」という質問がありまして。


僕はFNのほうが好きと回答しました。

理由としては、簡単にいえば


GTは訳のわからない性能調整で無理矢理混戦を演出している。

そんなのはもはやスポーツとは呼べない。

対してFNはエンジン以外はワンメイクであり、ドライバーの力量が勝負に大きな影響を与える。

だから観ていておもしろい


・・・とまぁ、こんな感じでコメントに書いたのですが。

そこで、ふと思ったことが。

おそらく、欧米と決定的に違う考え方・・・。 つまり。日本人の感覚は


レースはレースであり、それ以外ではない


どういうことかというと

マシンの技術にばかり目がいってしまっているのではないかということです。


もちろん、関係者やファンはドライバーもマシンも注目するとは思います。

しかし、「レースは良いマシンありき」と思うことが、知らないうちに、レースの中でのドライバーの比重を小さくさせてしまっているのではないか。


ドライバーの比重がレースの中で小さくなる、ということは、レースはスポーツではなくなり、『レース』という技術開発の実験場になるということになるのではないでしょうか。


GTの性能調整、そしてほぼワンメイクであるFNの集客低迷。

このふたつを考えたときに、そんな答えが自分の中で明確に浮かんだのです。


対して、欧米はどうなのでしょうか。

おそらく、マシンとドライバーの比重は最低でも同等なのではないかと思うのです。

だからこそ、ワンメイクである『GP2』や『NASCER』も『IRL』も違和感なく受け入れられるのではないでしょうか。


レースはスポーツであるということが国民に認知されているからこそ、ワンメイクレースでも成り立つのではないでしょうか。


スポーツという認識がない日本では、当然スポーツ報道での扱いも小さくなり認知もされません。

いくらプロモーションしようが、技術ありきのプロモーションでは興味を持ってもらおうにも不可能でしょう。


ついでにいえば、レースよりもキャンギャルが持てはやされ、サーキットでの無法モノであるカメコ(キャンギャルのおっかけ)を、主催者やサーキット側が放置していね事実にも納得がいきます。


いま、日本のレース界に必要なのは、『レース』と『スポーツ』のふたつの文字を結びつけることなのではないでしょうか。



そうしなければ
・・・・。

来年以降のスーパーGTの未来も暗いものになっていくでしょうし、各レースでの観客増など、夢のまた夢だと僕には思えるのですが・・・。


そして、レースが好きな僕たちも。

参加しているエントラントやメーカーも。


『モータースポーツ』という言葉の本当の意味を真剣に見つめ直す必要があるのかもしれません。