「アンゲーリカ」 | さすらい人の徒然日記

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図書館へ行って、借りていた本1冊を返却。
今回返却したシュトルムの『みずうみ』(植田敏郎・訳、岩崎書店)には、
表題作の他、「一枚のみどりの葉」「大学時代」「アンゲーリカ」の
全4作品が収録されていました。
いずれも岩波文庫版で読んだことがある作品。
訳文の相違を楽しみつつ、読んでみましたよ。
僕が今回の読書で大いに注目した作品は、「アンゲーリカ」。
恋愛感情が次第に冷めていく男女の様子を、
リアルな描写によって、巧みに表現した秀逸な作品です。
「みずうみ」のような甘美さは皆無。
この「アンゲーリカ」、主人公の男がとにかくヘタレです。
嫉妬深いところがちょっぴりあって、未練たらしいくせに、
恋人に対して、はっきりと愛情を示さない…。
本当にダメダメです。
優柔不断な男たちに苛立つ現代の女性たちが読んだら
大いに共感する作品でしょうね(笑)
「そんな腑抜け男、さっさと見切りをつけて当然!」といった具合の、
ヒロインを支持する女性たちの声が
読書中、ずっと聞こえてきそうでした(笑)


その後、何も借りることなく図書館を後に。
イチゴフェアを開催中のシャトレーゼへ足を運んでみましたが、
駐車場は満杯なうえ、レジに7、8人もの人が並ぶ混みよう。
これではゆっくりと商品を選ぶことなんてできません。
なので、もっと空いている日に改めて買いに行くことにしました。

それから、行きつけの古書店へ移動。
エドモン・ロスタンの『シラノ・ド・ベルジュラック』
(辰野隆、鈴木信太郎・共訳、岩波文庫)を購入。
旧字満載な本でした(笑)