広島県知事の湯崎さんと大阪府知事の橋下さん、北海道知事の高橋さんの育児休暇をめぐる論争。聞くに堪え
ない議論だ。いつ誰が育児休暇をとるかは、親が決めるべきことだ。子どもの親として判断する事項だ。「親とし
て」の育児休暇をとるのだから、その判断は尊重されるべきだ。つまり、育児休暇取得について取得者を批判す
る発言は厳に慎まなければいけない。
生まれてくる子どもにとって、親が知事であるかどうかは関係ない。親はあくまでも親なのだ。育児休暇批判をす
ることは、親との貴重な時間を子どもから奪うことになる。知事だから仕方がないというのは、子どもには関係な
いことだ。少子化対策は重要な政策課題というなら、育児休暇を取得する父親を批判することは正当化できない
はずだ。橋下さんも、高橋さんも、湯崎さんが子どもの父親であることを忘れている。今の湯崎さんへの批判を、
子どもたちはきっと複雑な気持ちで聞いているはずだ。なんで自分たちと過ごす時間を奪うのと・・・。
知事としての育児休暇をどう考えるか、育児期間中は代行職を置くことで、その問題は解決するはずだ。「公務」
なんだから、一番最後に取るべきだという意見は、「とるべきでない」と同義であり、その知事が子どもが生まれ
ても育児休暇をとらないなら、少子化政策の本気度を問われるだろう。
議論することはいいが、子育てに関する議論には「子どもの視点」でまず議論をしてほしい。
ittan